今日から35週、ということは1週間たてば、臨月ということになります。ここのところ、ぐんぐんおなかが大きくなってきて、腰痛もひどく、何をするにもたいへんそうです。 ぼくと妻は食卓では、長いすに並んで座っているのですが、昨日、 その長いすがずいぶんと食卓テーブルから離れたところにありました。 「どうしたの?」ときくと、妻は「おなかが大きくなってきたから、テーブルといすの間に入りにくくなったの」と言いました。 食事の時、妻はその大きくあいたスペースに入って、いすに座り、「いすを押してくれる?」とぼくに言いました。 食事が終わると、妻は再び、いすを大きく後ろに引きます。しかも長いすなので、扇状に回転します。たぶん、45度くらいです。ぼくが立つときには、それを机と平行に戻します。そして、そのたびに足元にいる犬のチロは「なんだ、なんだ」と出てきます。
巣作りは続いています。妻は、今、子どもたちがいる部屋を片付けなければ、しーちゃんの居場所を作れないと思っています。そして、居場所を作らないと、しーちゃんの世話ができないと考えています。 しかも、4月から上の子が小学校に入学するということも、巣作りを迅速かつ強力に進める原動力となっています。それはぼくの物にも及んでおり、帰宅すると、雑然と棚に突っ込んであったぼくの本が大きさ別、そしてなんと内容別に整理されて、きちんと並んでいました。妻は、 「片付けていたら、よーさんが何に興味を持っているかがよくわかったよ。農業・環境・物語・戦争だった。」と言いました。そして、確かにそのテーマごとに本は並んでいました。 ティム・オブライエンの本が物語と戦争の境界に置いてあるのが、絶妙で、なかなかやるなと思いました。
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