林心平の自宅出産日記

2005年01月27日(木) 水ぼうそうと家事と仕事の両立

 今週、子どもたちが2人とも水ぼうそうにかかり、苦しんでいました。最初の発疹があってから、ゆっくりと体全体に広がっていきました。発熱もなかったので、保育園でかかった子がいたという水ぼうそうを疑いつつも、どうも違うようだと思っていました。
 ところが、水ぶくれができてとてもかゆいことになり、皮膚科に行くと、まちがいなく水ぼうそうであると言われました。それから熱に苦しみました。夜中じゅう、熱とかゆみにうなされる日が続きました。
 
 最初は有給休暇をとって仕事を休みました。翌日は、朝の様子を見て出勤するかどうか決めようと考えていました。
「休んで休めないことはないよ」とぼくは言いました。
 朝、妻に出勤するともしないとも言っておらず、「仕事に行ってくるよ」と急に言うと驚いてしました。昨日は休んでもいいと言ったのに、朝になると行かなければならないような気がしてきて「大事な会議があるから」と言いつつ、出かけました。
 前の晩は、ぼくも妻もほとんど眠れず、家の掃除も昼食の支度も何もしていませんでした。
 昼休みに電話をかけると、お昼の支度にまで手が回らないと、とてもたいへんそうだったので、ぼくは上司に「一度帰りますが、また、戻ってきます」と言って、帰宅しました。
 帰宅すると、昼食の支度や子どもたちの世話で忙しくなり、結局「早退します」と職場に電話をかけました。すると、上司に「プロだろう。たいへんなのはわかるが、仕事に対して甘いんじゃないか」と言われました。

 結局、ぼくは、妻にも職場にも迷惑をかけてしまいました。仕事に行くならば、家のことを整えておかなければなりませんでした。それができないのならば、仕事を休むべきでした。
だから、ぼくは、確かに、家事についても外での仕事についても甘く、中途半端でした。
 今日の場合、堂々と「もう1日休ませてください」と職場に伝えるべきでした。

 家事と仕事の両立を考えるならば、両方に対して真剣にならなければならなかったのでした。


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