2004年09月03日(金) |
再び小樽の助産婦さんに電話をかけました |
高い体温が続いてどうやら妊娠したらしいということがわかりました。そこで、小樽の助産婦さんに電話をかけました。長男が生まれてからも、年賀状のやりとりを続けていました。 「林です。3年前に息子の出産でお世話になりました」 と言うと、 「あー、林さん。わかりますよ。大きくなったでしょう」 「はい。3歳になりました。実はですね、妻が妊娠しまして、またお願いできないかと思って、お電話したのです」 「あー、林さん、今、札幌でしょう」 「はい。遠いですか」 「いえ、そうじゃなくて、小樽と札幌の助産婦会が別れたんです。だから、私が札幌に行ってやると、札幌の助産婦会に悪いのでできません。産まれたとき、届け出を出すとわかってしまうんです。」 「そうなんですか。妻は、またぜひ、お願いしたいと言っているんですが」 「それは、悪くてできません。札幌の助産婦にお願いしてください」 「そうですか。わかりました。誰か、札幌の助産婦さんをご存知ありませんか」 「私も年だから、知りあいといっても引退した人ばかりだからねえ」 「そうですか」 「すみませんねえ」 「いえいえ、札幌で探してみますので」
ぼくたちは、お元気ならば、また力になってもらえると思っていました。そのような事情があるとは、ちっとも知りませんでした。 妻に電話の内容を伝えると、困ったような顔をしました。 「もう一度、お願いしてみようか」 「それはできないよ。産まれる頃に、小樽にマンションを借りようか。里帰り出産だと思って」 「うん。それもありかもしれないけど、札幌の助産婦さんも探してみるよ。電話帳とか、インターネットとかで、自宅出産をやってくれる人を」 こうして、ぼくたちの助産婦さん探しは、ふりだしに戻ったのでした。
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