HARUKI’s angry diary
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2014年09月03日(水) |
その3 それでもあなたは京都へ行くの(笑) |
8月18日(月) 朝8時半京都出発。 カーナビで見て、最終目的地の和歌山(=熊野)がえらく遠いということは、一同うすうすは感じていた(笑)。 だが、とりあえずは目先の目的地、昼飯を食う“高野山の宿坊”である。
旅行前にたまたまネットを見ていたHARUKI姉が「○日前なら予約が出来るのよ」と発見したので、予約。 すると後で連絡が来て、宿坊を指定され、そこで昼飯が食べられるのだ。
京都市内をはずれると高速はなくなり、延々一般道。途中、休憩をするSAなどがないのでただひたすら走る。 一番若い、バリ元気な甥っ子が運転しているので、ヘタをするとまったく休憩なしになりそうな勢い。
HARUKIは道の駅の表示をみつけて言った。
HARUKI「道の駅で休憩しようよぉ」 甥っ子「いいよ」 HARUKI姉「でも、遠そうよ」 クマ「さっきから表示が出てる、道の駅、龍なんとか温泉って何十キロも先だぞ」 HARUKI「えぇぇぇぇぇ」
市街地を出るとあとはずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーとぐねぐねした山道。雨で土砂崩れがあったのか補修している箇所も多い。 甥っ子は安全運転なので怖いことはないが、元々車が苦手なHARUKI。 つらい、めっちゃ、つらい。車酔いしているのか、偏頭痛もするし(悲)。
真田の里と銘打っている道の駅に一瞬寄った後、ほぼお昼ちょっと前に、高野山金剛峯寺の近くの、指定された宿坊大明王院に到着。
かなり大きな宿坊で、庭に面した部屋に通されたが、洗面所などは昔ながらの合宿所並み。 クーラーもなく扇風機だけだが、自然の風がはいってかなり涼しい。
前日と同じ、逆マトリョーシカ(笑)に入った精進料理を食す。 いいなぁ、精進料理はストレスなくて〜。←おいおい
このまま何も見ずに素通りするなら、わざわざこんな山奥まで来ないわけで(爆)。
世界遺産の金剛峯寺へ。 かぁぁぁぁなり大きな寺。
姉「クマさん、歩ける?車椅子借りれば?」 クマ「そうする」 へ? 意外な返事にHARUKIはちと驚いたが、おそらくクマも長時間の狭い車内とぐねぐね道で相当参っていたらしい。
そこはそれ、世界遺産。 外国人観光客もかなり多いが、ハンディキャップを持った人も多いのだろう。 車椅子でも回れるように、段差がないなど屋内は改造されていた。 無料のレンタル車イスにクマを乗せ、甥っ子に車椅子を押してもらい、堂内を歩く歩く。
えっと〜、大きなお寺でしたぁ。←こらこらこら
ほぼ全部見終わった後、大広間でお茶とお菓子が振舞われる。 廊下から広間に入ろうとしたHARUKIたち。
先頭を歩くHARUKIに、お茶をサービスする眼鏡をかけたおばさんが声をかけた。
おばさん「your group、four? all?」
はっっっ?
いきなりの英語、それもごくごく普通のおばさんが流暢な英語。
どっしぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
ひっくり返りそうになったHARUKIであった(爆)。
世界遺産、恐るべし!!!!!!←驚くところが違うと思うけど
さて、いよいよ今回の旅の最終目的地、熊野に向けて出発。
また、ひたすら山の中の道を走ると十津川温泉というところの道の駅発見。
HARUKI「入ろう、入ろう、道の駅!」
山の中腹にある小さな温泉街。役所があり、その横に小さな会社がいくつかあり、その先に道の駅。 中に入るとまるでコンビニのような品揃え。
トイレを借り、車に戻るといきなりクマが言った。 クマ「十津川温泉ってさぁ、さだ(まさし)が、来たところじゃないか?」 HARUKI「へ?」 クマ「しゃべりだけのCDに出てきたよ。役所の人が“役所まで1本道ですからぁ。絶対迷いません。まっすぐまっすぐまーーーーっすぐ来てください”って言われて、さだが迷わずにつけた、ってヤツ」 HARUKI「あぁぁぁ、思い出したぁぁぁぁ。あったね、そーいうの。でもなんで、さだはここに来たんだろう?」 クマ「それは覚えてないけど。この十津川の観光大使かなんかやってたと思う」
ひとしきり盛り上がって、また、熊野の川湯温泉の旅館に向けて走り続けた。
5時過ぎ。 ようやく旅館に到着。
だぁぁぁぁ、どおがっっだぁぁぁぁぁぁぁぁ。 マジで遠かったよぉぉぉぉぉぉ。
川湯温泉は、川のそばに温泉が出ており、HARUKIたちが泊まった宿は、露天風呂と称してその川原の温泉にも入れるところだった。
6時半からの夕食を食べ(といってもバイキングなので、好きなものを取れるのでかなり助かる)、その後、温泉へ。
風呂場から浴衣を着て、そのまま川原に出る。 混浴といっても仕切りはないが、掘ってある穴(笑)は、一応男性用と女性用に分かれていた。 昼間は川遊びをしたらしいお子様たちもいて、露天風呂というより温水川(笑)という感じ。 荒天がうそのように空は晴れ、星がきれいに見えた。
それにつけてもちとかわいそうなクマ。 せっかくこんないい景色の露天風呂に来たのに、シャワーしか浴びられないんだから。 ま、しょうがないね。←冷たいなぁ
いよいよ明日は、最終日、熊野詣。
わちふぃーるどの恨みは熊野で(笑)、なんてことになるとはHARUKIは、夢にも思っていなかった。←こらこら
〜続く〜
Mikan HARUKI
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