りえるの日記

2008年01月01日(火) 美食家

生田耕作「黒い文学館」
バルベー「悪魔のような女たち」読了
最高だった。
生田耕作の語ることは、私が常日頃思い、
そして、さらに一歩進んでいく指針を表示してくれた。

「人生は芸術ではない」
「人生の表面しか見抜けない文学は、真の意味で
優れた文学とはいえない」

これは、私は常日頃思っていること。
日常を求める為に、芸術にふれていない。

そして、常に芸術において美食家であること。

生田氏は語る。現代文学には興味はない。
淘汰されたより優れたものを再読する喜び。
「恍惚」という要素が含まれた作品
歓喜、美、驚異、畏怖、神秘、未知なるものの感覚
未知なる物への欲求

快楽と苦境はなんであるか
常に美食家であり続ける

これが私の今年のテーマになりそう


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