生田耕作「黒い文学館」 バルベー「悪魔のような女たち」読了 最高だった。 生田耕作の語ることは、私が常日頃思い、 そして、さらに一歩進んでいく指針を表示してくれた。
「人生は芸術ではない」 「人生の表面しか見抜けない文学は、真の意味で 優れた文学とはいえない」
これは、私は常日頃思っていること。 日常を求める為に、芸術にふれていない。
そして、常に芸術において美食家であること。
生田氏は語る。現代文学には興味はない。 淘汰されたより優れたものを再読する喜び。 「恍惚」という要素が含まれた作品 歓喜、美、驚異、畏怖、神秘、未知なるものの感覚 未知なる物への欲求
快楽と苦境はなんであるか 常に美食家であり続ける
これが私の今年のテーマになりそう
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