「善き人のためのソナタ」を見にいった。 東ドイツの社会の歪みの中で生きた人々の物語 優秀な国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーが、 反体制である芸術家の盗聴任務をしている間に 人間の感情が芽生えてくるという話。 冷徹に任務をしているヴィースラーがだんだん変わる様が いい。
そして、「コレラの時代の愛」も読了。 マルケスの語る愛のるつぼの中に見事に はまっていった。 ところどころに出てくる女性たちが優しい。
今日の本は「ノルウェイの森」 いつもの村上節。 がむしゃらでない青年と、寡黙な女性。 初期の村上短編と同じ香りがした。 嫌いじゃない世界
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