りえるの日記

2007年03月02日(金) 東ドイツ

「善き人のためのソナタ」を見にいった。
東ドイツの社会の歪みの中で生きた人々の物語
優秀な国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラーが、
反体制である芸術家の盗聴任務をしている間に
人間の感情が芽生えてくるという話。
冷徹に任務をしているヴィースラーがだんだん変わる様が
いい。

そして、「コレラの時代の愛」も読了。
マルケスの語る愛のるつぼの中に見事に
はまっていった。
ところどころに出てくる女性たちが優しい。

今日の本は「ノルウェイの森」
いつもの村上節。
がむしゃらでない青年と、寡黙な女性。
初期の村上短編と同じ香りがした。
嫌いじゃない世界


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