りえるの日記

2007年02月27日(火) バタイユ

バタイユ。
私の最近の楽しみ。
カフェで時々、原文で「目玉の話」を読む。
周りの人には仏語だと内容の過激さが
分らないからより刺激的。
バタイユの作品は私にとってリトマス紙。
ただのポルノ小説の意味しか感じないという人は、
感性の一致はないと思う。
あの中に、哀切と孤独の深淵を感じるかどうか。

解説に、「マダムエドワルダ」と「目玉」だと
仏語でも文体が異なると書いてあった。
私の好みとしては、マダムエドワルダなので、
これもいずれ読みたい。

澁澤を最近、再読している。
自分の知識が増えたうえで、彼の作品を読むと、
審美感と博識に驚く。

バタイユ「文学と悪」
ニーチェ「善悪の彼岸」購入


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