バタイユ。 私の最近の楽しみ。 カフェで時々、原文で「目玉の話」を読む。 周りの人には仏語だと内容の過激さが 分らないからより刺激的。 バタイユの作品は私にとってリトマス紙。 ただのポルノ小説の意味しか感じないという人は、 感性の一致はないと思う。 あの中に、哀切と孤独の深淵を感じるかどうか。
解説に、「マダムエドワルダ」と「目玉」だと 仏語でも文体が異なると書いてあった。 私の好みとしては、マダムエドワルダなので、 これもいずれ読みたい。
澁澤を最近、再読している。 自分の知識が増えたうえで、彼の作品を読むと、 審美感と博識に驚く。
バタイユ「文学と悪」 ニーチェ「善悪の彼岸」購入
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