りえるの日記

2007年02月17日(土) 岡本太郎


いぢめられ悲しき時は校庭の木馬を
ひとり打ちたたくという
    岡本かの子

かの子の1人息子岡本太郎を詠んだ歌
校庭の木馬という言葉が目に飛び込んで
珍しく朝日新聞の大岡信「折々の歌」を読んだ

岡本太郎の子供時代は個性的で
周りから変人扱いされた事もあったんだろう
その怒りを校庭の木馬に。

母の眼差しと太郎の悔しい気持ちが
一行で凝縮されて、いい作品だ


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