「魔の山」の雪の章は、ヨーアヒムが死んでいく様を力強い描写力で盛り上げていく。三島が好みそうな死に方だ。その後、ショーシャ夫人とメインヘール・ペーペルコルン登場。人に影響を与える「人物」。賭け事をする際の熱狂振り。賭博の毒されてる瞬間の人間の醜さが面白い。「魔の山」はやはり、名作だと思う。衝撃的なものはないけど、しかっりと人物を描きこまれていると思う。