りえるの日記

2007年01月25日(木) 谷間の百合

すっぽんに期待していたが、
翌日はあまり効果がみられず、
今日なんとなくお肌がぷりっとしているのを
感じた。これがすっぽんパワーなのか
定かではない。

今日から、バルザック「谷間の百合」の仏語版を
読み始めた。
さすが名作だけあって、最初からぐいぐいと
惹きつけられる。日本語で読んだ時は、
流し読みしてしまうが、仏語だと
1行1行を味わいながら読める。
カミュ、サガンとは違う重厚感。
トリュフォーもフランソワ・オゾン監督(8人の女達、まぼろしの監督)も
谷間の百合が大好きで、映画でも小道具として
使っている。
英国のインテリ女性を演ずるシャーロットランプリングが
海辺で仏語版谷間の百合を読むシーンは素敵だった。

母の愛に恵まれないフェリックスの子供時代を
彼が語ることから始まる。
親に見離され、誰も信じることが出来ず、
星に自分の悩みを打ち明けるフェッリクス。
情感たっぷり語る様は、涙をそそる。

これを読むと、まるでトリュフォーの幼年時代ではないか。
彼も、母の愛に恵まれない。
「大人は分かってくれない」でも、ドワネルは
ベットの横にバルザックの写真を祀っていて、
蝋燭をともし、ボヤをおこしてしまう。

バルザック。人物描写、心の機微を書かせたら
上手い作家だと再認識。




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