りえるの日記

2006年11月21日(火) 香り

「わが悲しき娼婦たちの思い出」を読了。
素敵な作品だった。
ラテンの血が流れているから、決して暗くならない所がいい。
続いて、川端「眠れる美女」
川端作品は、最初は、日本文学の格調の高さを感じた。
でも、だんだん、川端の本を読んでいると、くどいなという気持ちが
湧き上がってくる。なんでだろう。
まだ途中だから、最後は印象が変わってくるかな。
両作品も香りからくる記憶や恍惚感の表現が素晴らしい。
少女が発する乳臭い香りというのも分かる。
電車で隣に女子高生が座ると、汗っぽく乳臭いような香りが
時々する。
私は女性だから、その香りを嗅いで、官能的な気分になると
いうことはない。
男性だと、自分の記憶の扉をたたくきっかけになり、
過去の女性との思い出に浸るのだろうか。


 < 過去  INDEX  未来 >


りえる [MAIL]

My追加