りえるの日記

2006年08月08日(火) 昆虫採集

「ナボコフ自伝」の昆虫採集の思い入れの部分が面白い。

「感情や欲望、野心や達成の面で、昆虫採集が与える楽しさを
量や強さで凌ぐものはおそらくあるまい。それは、最初から
ダイヤモンドのように色々なものをもっていた。
それはひとりになりたいという激しい願望だった。」

「私が最初に学んだ教訓の一つは、コレクションの充実には
他人は当てにできないということだった。
それでもおば達は私にこっけいな贈り物を-
例えば、きらびやかだが実際はまったく平凡な蝶のデントン社
のスライド等をこりもせず贈り続けた」

そして、ナボコフは40代で捕蝶網をもってぶらぶらしていると
変人に間違われ、警察に後をつけられたり、子供に指をさされたりする。

ひとりになりたいという願望はよく分かる。
友達と話をしていても、今だと、
数分でもカミュのフランス語にふれたいという
願望が湧いてくる。


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