カミュ「異邦人」は日本語でも好き。そしてフランス語でも、短い文章で進む虚無を感じるムルソーの言葉がぎらぎらした夏の太陽にあう。知らない単語が山盛りだが、「僕は彼女の乳房を愛撫した」なんて言葉は、すぐ覚えられる。フランス語クラスでは絶対でてこない。中級クラスだからかな。ムルソーの周りいる登場人物の描写も面白い。犬をつれた老人、アラブ人、マリー、老人ホームの住人達。鋭い観察力で、人生を投げやりに過ごすムルソーが語る。