昨日のビオワインのビオをフランス語の辞書で 調べてみると bioが自然のとか、有機という意味だった。 なるほどね。フランス語そのままなんだ。 知らないと銘柄に思える。
ジャン・コクトー「大股びらき」読了
この作品にもヴェニスの描写があった。
「粉々に砕けた豪華な盛り場の射的小屋、それが昼間のヴェニス。 夜のヴェニスは、安物の宝石で肌身をかざり、浴槽で死んだ恋する 黒ん坊女である」
きらびやかな表舞台と背後の頽廃の香り。 太陽の光できらきら光る水の波も、 その影には、病巣の塊がある。 そして、いつか沈むかもしれない都。 一度、ベニスに訪れたときは、若すぎてここまで感情をもって 散策することができなかった。
もう一度、再読してみよう。 気になる箇所がたくさんある。
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