** はは侍 **
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2005年08月19日(金) アウェー戦としての帰省

今年もヨメ合宿・夏の陣が終了いたしました・・・。


今回は義父の初盆のため1週間ほど帰省する予定だったんだけど、
姉3歳が体調不良のため、出発が延期。
結局3泊4日のコンパクト滞在だったんですけれど・・・、


玉砕って感じ?


なんかもー色々と自信喪失です。
全ッ然役に立たないのよ私、ヨメとして。

ウチはダンナくんが3兄弟=ヨメも3人という構図なのですが、
あとの二人は地元の方でして。
おいらひとり「都会の世間知らずなもやしっ子ヨメ」というポジションで、
「え〜っ!そんなこと知りませんデシタ〜!!」(一同爆笑)みたいな
役どころだったんですけれども。
さすがに今回は遊びで帰ったわけでもなく、
「もーちょっとなんとなかならんのか?」みたいなダメ出しを
お義姉さんからいただいてしまったりしちゃいましたわ・・・。


正直、私にとって文化の違いも大きいッス。
言葉も3分の1くらいわからなかったりして、
あいまいににやにや笑ってやり過ごしているところもあり。
でもそれだけじゃなくて、私の意識が
「お客さん」から抜けてなかったんだよなーという反省も多々。

でも、台所に3人も4人もいてもなーと思って、
逆に積極的に子どもらの相手を買って出てたつもりなんだけど。
遊んでばかりいるよーに思われたらしい。
みんな家事最優先なんだよなー。自分の子泣かせてでも。


お義母さんはもちろん、他のおヨメさんも、
女性だけが家事をすることになんの疑問も感じないばかりか、
積極的なやりがいを感じていて、少しうらやましいくらいです。
一種の清々しさといいますか、迷いがないんだよね。
皆さん、誇り高く「専業主婦」という職業を全うされていて、
それはモチロン素晴らしいことだと思うけれど、
今の時代、みんながみんな同じ感覚ではないのよー!と叫びたいことも。
「専業主婦」は、職業としてもライフスタイルとしても、
選択肢のひとつという感覚なんだけどな、私にとって。


それから、どんなに台所が忙しくても男衆は座ってるところとか、
会食の場でヨメは席がなかったりとかは、やっぱり違和感が。
でも、みんなそれがフツーであまりにも当たり前なので
なんだか実はこっちがフツーなんじゃないか?と思ってしまいそうで、
アイデンティティとか価値観とか、フェミニズム魂とか、
なんかわからんものがグラグラ揺らいでしまいまふ。


もしかして、すごーくレベルが違うけれど、
雅子さまのご苦悩の何千分の一かと、
同じようなことを思っているかもしれませぬ。


なーんてね。
御託並べてないで、郷にしたがうべきなんじゃなかろーか?
一応ヨメなんだし。とも思ったり思わなかったり。
とゆーか私、あまりにもヨメ部分が脆弱すぎ!
このままではただの遠吠えなんだよなー。
御託は御託として、とにかくはヨメの実力つけなきゃ、話にならんよな!

まずは料理から。
だって、畑からとってきたオクラを前にしてなにか1品って、
私、湯がいて刻んでかつおぶしかけて、しか思いつかないんですけれど?
もっと応用力つけなきゃ、ダメ出しされても文句言えないよなー。


というわけで、道のりは遠いけれど、
「ヨメ道」もうちっとガンバってみますです。


komuko |MAIL