** はは侍 **
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2005年07月28日(木) 不思議ちゃん?

姉3歳ちゃんは、不思議系の言動が多々見られます。
幼稚園ではお母様方からもそう認識されており、
今のところ不思議クィーンのタイトルをひとり守っているようです。


たとえばさぁ、「なにになりたい?」なんて聞かれて、
「えっと、こいのぼり!じゃなかった、カレンダー?」とか。
あとで聞いたら、風にはためく様子がカッコよかったらしいです・・・。

作詞作曲やら振り付けやらを考えるのも熱心で、それはいーのだが、
「♪ワセリン ワセリン 夜中もワセリン〜!」という、
なぜかワセリンに捧げる歌だとか、
「♪おしりプリン! おしりプリン! おしりはプリンー!」
という、どうコメントしたらよいかわからない曲まで、
どれもこれもちょっとアレなものばかりです。


あと、平気でいーかげんなこと言うんだよなぁ!
テレビに珍妙な深海生物が出てきたので、
「わー、なにアレ!見たことないよー!」と私が言うと、
「ああ。あれはね、ベロベロリンリンっていうのよ。」などと
澄まして言う。

またあるときは、里芋を切っていて
「あれ、里芋って英語でなんていうんだろ?」とつぶやいたら、
「ホヘイホウでしょ?」と訳知り顔で答える、など。


思い出を都合よく改ざんするなども行っており、チョイ不安。
これが「子どものウソ」というヤツだろーか?
子どものウソは、想像力の発達に有効なのであたたかく見守るべし!と
なにかで読んだことがあります。
ウチの場合ウソというより、なんかちょっとズレてることのほうが
不安なのですが。まぁ、おもしろいんだけどさ。


そんな不思議ちゃん、ここ最近、毎日ハハにこんなこと言います。

「ママはおばあちゃんにまだならない?
 おばあちゃんになるのはずっと先だよね?」


願望を込めて「うん、ずーーーっと先のことだよ!」などと
適当に答えていたのですが、もうあんまりにも不思議な言動が多いので
たいして気に留めてなかったんだよね。
でも今日、なぜかふっとわかって、
「もしかしてママが死なないようにって、死んじゃヤダって思ってたの?」
と聞いたら、「そーだよー。」と言ってました。
そーだったのかー。


先日、義父が亡くなった折、
「おじいちゃんになったら死んじゃうの?どーしてー?」と、
初めて「死」について考えてみたらしい。
ハハは子どもとナゼなに問答をするのが大好きなので、
いつもは難問ほど燃えるんだけど、死についてって難しいよね。
「人はいつ死んじゃうかわからないんだ。どうしてだろうね?」などと
お茶を濁していたような気がする・・・。
その後なんにも言わなかったけど、
姉3歳は、こっそり不安になってたのかなぁ?

ホントは不思議ちゃんなんかじゃなくて、
キミの中では全部大事な意味のあることなのかもしれないね。
(「おしりプリン」はどうかと思うけど。)
なんだかいじらしくなって泣きそうになったら、
姉妹であわてて涙を拭きに来てくれたよ。
姉3歳は怒りながら、妹1歳は笑いながら。
ははは、ありがとー。


さて、あさってはその義父の四十九日です。
それに合わせて我々も帰省するのですが、ダンナくんは出張中で
直接行くため、私がひとりで姉妹を連れて行くことに!
電車→リムジン→飛行機と、うまくたどり着けるのだろうか・・・?
ハハの正念場だな!


気合入れていってきます!押忍!!


komuko |MAIL