そよ風


2005年06月29日(水) 消えたお弁当

このところ、小さなゴタゴタが続く。
先日、行方不明になった私の靴はいまだに戻ってこない。

今日はお弁当が行方不明になった。
配食ボランティアでのできごとだ。
配達すべきお弁当が、最後に足りなくなってしまったのだ。

私の仕事はお弁当を各家庭に配達し、代金を受け取り
前回のお弁当箱を回収してくること。
各家庭から持ち帰ったお弁当箱を、きちんと洗浄されているか、
食器の数が揃っているかを中を開けてチエックすること。
そして、チエック後のお弁当箱をケースに入れて整理するのは
運転手のAさんの役目だ。

どう考えても、私が配達する数を間違えたとは考えられない。
二個配達するお宅もあるが、代金と引き換えるのだから、
余分に手渡すなんてことはあり得ない。

Aさんは、最初からお弁当の数が足りなかったのだと主張する。
お弁当の数はケース数で確認するが、たまにケースの中身が
満杯でないことが今までにもあったそうだ。

とりあえずAさんは、役場に連絡してお弁当の追加注文をしてもらった。
原因を考えるよりも、お弁当を昼食に間に合わすことの方が大事だと言う。
スムーズに配達しても時間はギリギリになる。

でも、その後、回収された前回のお弁当箱を全部調べたところ、
配達すべくお弁当が一つ混ざっていたことが判明した。
数を数えるとすぐにわかったことだと思うが・・・

ハッキリ言って、気が滅入った。

私は思う。お弁当箱の色をなぜ曜日で統一しないのかと。
ピンク、グリーン、ブラウン、三種類のお弁当箱がいつも無造作に混ざっている。
きちんと、その日のお弁当の色が決まっていたら、回収したお弁当箱と
配達するお弁当箱は間違うことは無いのに。

ちなみにお弁当箱は、頑丈な保温構造になっているせいか、
中の食器も含めて、それ自体が必要以上に重くて大きい。
手にした感触だけでは、中身が空なのかどうか判別が難しい。


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