このところ、小さなゴタゴタが続く。 先日、行方不明になった私の靴はいまだに戻ってこない。
今日はお弁当が行方不明になった。 配食ボランティアでのできごとだ。 配達すべきお弁当が、最後に足りなくなってしまったのだ。
私の仕事はお弁当を各家庭に配達し、代金を受け取り 前回のお弁当箱を回収してくること。 各家庭から持ち帰ったお弁当箱を、きちんと洗浄されているか、 食器の数が揃っているかを中を開けてチエックすること。 そして、チエック後のお弁当箱をケースに入れて整理するのは 運転手のAさんの役目だ。
どう考えても、私が配達する数を間違えたとは考えられない。 二個配達するお宅もあるが、代金と引き換えるのだから、 余分に手渡すなんてことはあり得ない。
Aさんは、最初からお弁当の数が足りなかったのだと主張する。 お弁当の数はケース数で確認するが、たまにケースの中身が 満杯でないことが今までにもあったそうだ。
とりあえずAさんは、役場に連絡してお弁当の追加注文をしてもらった。 原因を考えるよりも、お弁当を昼食に間に合わすことの方が大事だと言う。 スムーズに配達しても時間はギリギリになる。
でも、その後、回収された前回のお弁当箱を全部調べたところ、 配達すべくお弁当が一つ混ざっていたことが判明した。 数を数えるとすぐにわかったことだと思うが・・・
ハッキリ言って、気が滅入った。
私は思う。お弁当箱の色をなぜ曜日で統一しないのかと。 ピンク、グリーン、ブラウン、三種類のお弁当箱がいつも無造作に混ざっている。 きちんと、その日のお弁当の色が決まっていたら、回収したお弁当箱と 配達するお弁当箱は間違うことは無いのに。
ちなみにお弁当箱は、頑丈な保温構造になっているせいか、 中の食器も含めて、それ自体が必要以上に重くて大きい。 手にした感触だけでは、中身が空なのかどうか判別が難しい。
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