人生には山あり谷あり、決して平坦な道ばかりではない、 そんなこと、誰でも知っていること。 だから、ちょっと躓いたからといって、今までの歩んできた道を すべて否定しないで頂きたい。
「やっぱり、○○にしておけばよかったのに」
いいえ、○○ではなく、それを選んだのは本人の強い意思。 無理やり、行きたくない道を強制したところで 彼の人生が今より良くなったとは思えない。
彼がどんな道を選んでいたとしても、途中で何かに突き当たり、 悩み苦しむ時は多々あっただろう。 また、これから先の人生の歩みの中でも、いろいろな出来事に 遭遇することだと思う。 不器用で決して要領の良いタイプではないので きっと、悩まなければならない機会も人より多いかも知れない。
その度に、その子の親を叱責したり愚痴るのはどうかと思う。 親がいっしょに悩んだり、グっと堪えて見守っている時に。 「親がシッカリしていないから」 「やっぱり他の道を選ばせておけばよかったのに」と。
今までの彼の頑張りも喜びも、すべて否定するのですか?
なんだかんだ言っても年寄りのグチ、 上手に聞き流せる人間に成長したいと願うけれど・・・
でも、やっぱりちょっと頻繁でシツコイかと・・・ グチというよりは説教かな。 いつまでも元気でカクシャクとしているのは良いことだけれどね。 二人というのは、良くも悪くも、とにかく強い。
ただし、孫を心から心配してくれる気持ちには、素直に感謝です。
私達は、二十年後には、好好爺、好好婆になろう。
とか何とか言って、その時になれば、昔そんな決心をしたことも すっかり忘れて、同じことを繰り返すのかしら。
さて、今日かぎりで、私のこの種のグチ日記は、お終いにしようと思う。 次からは、そよ風のようなムードで頑張ろう。(大丈夫かな?)
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