今年の二月から始めた配食ボランティア、 今のところまだ続いている。 二週間に一度だけの二時間前後の仕事量、 エネルギー蓄積傾向のある私は全く苦にならない。 先月いっぱいでスポーツジムを退会した私としては もう少し、エネルギー発散(ストレス発散かも)の 機会を増やしてもいいかな、と思う。
自宅の掃除や整理整頓に励んで汗を流すのが、 エネルギー発散方法としてはベストなのだと思うが、 家に閉じこもっていると、どうも精神状態があまり 芳しくない今日この頃。
本日はAコース、(ディナーだったらいいのにナ) 最初の出発から遅れ気味。 まず、お弁当の到着がいつもより遅かった。 そして、何軒目かの配達が終わり出発しようとした時、 コンコンと車窓をたたく人あり。
もう81歳というその御婦人、年上のご主人と二人暮しで 私達もそのようなお弁当を受け取りたいが、どこに申し込 むのか、という質問。 運転手のAさんが、車を降りて親切に丁寧に説明をする。
延々と続く会話に少し時間が心配になり始めた私、 案の定、福祉事務所からAさんの携帯に電話がかかった。
これから配達するお宅から「お弁当が遅い」と、福祉事務所 に電話が入ったらしい。 遅れているといっても、私の今までの数少ない経験から判断 して、わずか五分から十分ほど。 お弁当が多い曜日には、もっと遅くなる日もあるそうだ。
運転手のAさんはちょっとカンカン! その日の諸事情や道路事情もあるのに、そんな五分や十分 の遅れを福祉事務所に訴えるなんて・・ あのJRの事故のように、遅れを取り戻そうとあわてて運転して 交通事故でも起こしたら、どうしてくれるんや!
ほんとうに、そのとおりだと思う。 もともと、お弁当の配達を受けるお宅は、体の不自由な人、 食事作りが困難な家庭ということだから、玄関の呼び鈴を 鳴らしても、すぐに出て来てくれることの方が少ないのだ。
けっきょく、今日も11時40分頃に24個の配食を終了、 この時期、町内の住宅地周辺はどこも庭の花や木が美しく、 狭い町といえども、車で走り回るのはかなり良い気分だった。
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