以前の日記の内容を蒸し返すことになりますが、
4月4日
「へこんでます」 に関しての結果報告の日記です。
娘の友人が六ヶ月の赤ちゃん同伴で結婚式に出席すると言うので、
どうしても納得の行かない母親の私は、その友人のお母様に
赤ちゃんを預かって欲しい旨をお願いしたことから、
話は意外な方向に展開してしまったという話です。
結婚式間際になって、私達母娘関係までギクシャクしてしまった問題です。
私が余計なことを言ったために、出席するはずだったYちゃんが
欠席する旨を電話で伝えてきた時、娘は、私からYちゃんに
「赤ちゃん同伴でもいいから出席してください」と頼んで欲しいと
言いました。が、私はできませんでした。
仮に、Yちゃんのお母様が赤ちゃんを預かる気がない場合でも、
旦那様のお母様だって、Yちゃんの妹さんだって、他の親しい御親戚だって、
みなさん同じ地区で御近所に住んでおられるというのに・・・
旦那様だって、もしYちゃんが真剣に頼めば土曜日の三時からの披露宴だもの、
預かって下さるのでは?
要するに、Yちゃん自身が赤ちゃんを預けてまで出席する気はないということ、
また、意地悪な見方かも知れないけれど、今までのなりゆきから
「可愛い赤ちゃんをみんなに見てもらいたい」というYちゃんの思いを、
どうしてもチラッチラッと感じずにはおれなかったのも事実です。
「もし、今回のことでYちゃんとあなたが不仲になったとしたら、
それだけの友情関係だったんだと思ってほしい。
もし、他の近所の古い友人達から何か文句が出たならば、
お母さんがどうしてもダメと言ったから、と伝えておいて」
さて、結果、Yちゃんは欠席しました。
そして結婚式を終えた今、やっぱりそれでよかったとつくづく思っています。
結婚式、披露宴を通じての間、赤ちゃんが突然泣き出しても
全く何の影響も無い場面など、私は無かったと思います。
生のパイプオルガンの荘厳な音が響き、
聖歌隊の美しい歌声が流れるチャペルはもちろん、
和やかなムードの披露宴会場でも、決して赤ちゃんの泣き声の似合う
シーンはありませんでした。
会場のスタッフの方々は、式や披露宴を和やかで格調高い
雰囲気に盛り上げようと、あらゆる細かいところまで神経を張り巡らせて、
式を進めて下さいました。
参列して下さった大勢の友人達も、主役である二人を取り囲んで、
祝福ムードを盛り上げるために必死で頑張ってくれた、という感じです。
出席して下さった方達のお陰で、とてもいい雰囲気に盛り上がった結婚式、
でも、もし赤ちゃんがいたならば、驚いて泣き出すだろうなと思ったシーン、
けっこう多いのです。
突然、真っ暗になったり、シーンと静かになったり、音楽が鳴り出したり・・
「赤ちゃんの泣き声がしても気にならないアットホームな雰囲気」の
結婚式にするならば、ホテルの結婚式場ではなくもっと気軽な
公民館のような場所にするべきではないでしょうか。
ホテルのスタッフの方々の真剣な仕事ぶりを見て、つくづくそう思いました。
この件に関して、いろいろな方から御意見を賜りました。
落ち込んでいた私は、とても励みになりました。
また、娘にもその方達の御意見や考え方を伝えることができ、
娘との関係修復にも大変よかったと思います。
ほんとうにありがとうございました。