そよ風


2005年01月31日(月) 旅と性格

「若い頃の性格って、変わらないものだなあ」とつくづく感じた沖縄旅行。
この何年間、旅行といえば団体ツアーがほとんどだったので、
レンタカーで自由に走り回わるフリープランは、ちょっと久しぶりだ。

若い頃は、少しでも時間の許す限り、いろんな所を観て周った。
マイカーで北海道を周遊した三十年前の新婚旅行でさえ、
宿に到着すると「もう来られないのかと思ってました」
なんて、言われたものだ。
少々の寝不足や疲れが続いても、全然平気だったあの頃。

でも、今はもう、のんびりと温泉やお風呂に心行くまで浸かって、
優雅な時間を過ごしたい・・・それが、この年代の旅というもの・・

と、思っていた私は甘かった。

主人は「目覚めた時が、行動開始の時」の人。
主人の辞書には「惰眠をむさぼる」という言葉は昔から無い。
長年の習慣から、目覚めるのは、いつも5時前後。
それは、旅行に来ても同じだ。いや、もっと早いかも。

狭い沖縄、そんなにあわてて何処へ行く・・・
 
こんな私達のドライブ旅行を、おおいに助けてくれた助っ人は、
どんな時間帯にでも、食べ物にあり付けるコンビニ。
そして、もうひとつ、旅行地でのカーナビの存在は偉大だった。

今回のリゾートホテルの「全室オーシャンビュー」という触れ込み、
私達には全く関係なかったね。
広いベランダからは、ついぞ青い海を見ることができなかったもの。
ホテルから見えるのは、いつも真っ暗な黒い海。

でも、車の中から見たよ! 沖縄の海から上る太陽、沈む夕陽。

フリープランの欠点(長所)
のんびりしたい人は、好きなだけのんびりと、
しかし、そうでない人は、ひたすら、どこまでも、慌しく忙しく、
あげく(同伴者は)疲れる。



残波岬にて


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