そよ風


2005年01月19日(水) 恥ずかしい郵便物

四年前のちょうど今頃、郵便受けの中に入っていた一枚の葉書、

ギョッ!となったよ。

こんな物を受け取るの、生まれて初めてだったもの。
葉書の裏面いっぱいに、印刷された大きな赤い三文字、

「督促状」

え? 私は何をまだ支払っていないの?

一番下の隅っこに、小さな文字群アリ、

「平成○年度後期授業料がまだ未納です。
このままだと大学を除籍処分になる可能性があります。」という内容。

ウッソー!! 

すぐに息子の携帯にメッセージを入れる。
「アンタ、後期の授業料どないしたん? 大学、クビになるって・・・」

ヨヨっと泣き崩れるか、大声で怒るかの選択もあったけれど、
実はそんな余裕もなく、途方にくれた口調になってしまったのが悔しい。

いつも、なかなか連絡をくれない息子も、
さすがに、この時は、すぐに電話を返してきたよ。

予想通り、こちらから息子の通帳に入金した授業料は、
すっかり忘れられて、息子の口座で眠りこけていたらしい。

でもね、もちろん、悪いのはこちらなんだけれど
納付期限の10月末を過ぎた頃に、ちょっと声をかけて欲しかった
「もしもし、授業料納付の期限が過ぎましたよ。
ひょっとして、お忘れではありませんか?」とか。(あまいかな・・)

三ヶ月近く、黙って放っておいて、突然「督促状」だの「除籍処分」だなんて、
そんな・・・ もう、びっくりしたわぁ〜

暫くの間は、郵便配達のお兄さんと顔を合わすのも恥ずかしかったよ。

でも、除籍処分だ〜! なんて驚かされたけれど、
いまだに我が息子は大学(院)にいるよ。

ああ、早く、生活費の仕送りと授業料から解放されたいなー


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