とうとう怪我人まで出てしまって、ヨン様ブームは凄いですね。 先週金曜日の我が太極拳クラブの忘年会では、氷川きよしファンとキムタクファンの人が お互いに、まるで自分の恋人を自慢するが如く、熱く語り合っていました。
ほんとうに嬉しそうに、顔を赤らめながら(アルコールのせいだけではないよ) 氷川きよしのディナーショーの時の報告をしているのは、70代女性、 かたや負けじと、キムタクを追いかけてスマップの公演に行った話しをするのは60代、 もう一人、「杉さま、杉さま」と唱えるように言ってる杉良太郎ファンも60代、 ディナーショーや公演に行かぬまでも、熱心なヨンさまファンもいるし、 「若さと元気の秘訣、ココにあり」と、つくづく感じた忘年会でした。
昔から、テレビや映画に登場する歌手や俳優に特に関心を抱けない私は、 きっと想像力に乏しい鈍感なタイプなのね。
なのに、子供の頃は、なぜか物語の主人公に恋心を抱いてしまう性格でした。 「十五少年漂流記」に出てくるブリアンは、小学生時代の長い間、私の憧れの人であり続けたし、 「パール街の少年達」の主人公にも恋心を抱いて、何度も何度も同じページを読みました。
そういえば、昔、ショーン・スカリー(ご存知かしら?)のファンだったことがあります。 これまた、けっこうファンだったウイーン少年合唱団に彼が入団する映画、 「青きドナウ」を見て、すっかり彼のクールな表情に参ってしまったのです。
あの頃、ウイーン少年合唱団のレコードが欲しくてたまらなかった時代、 レコードの音が壊れるくらい、何度も聞いたシューベルトの「野ばら」と「楽に寄す」のボーイソプラノ、 懐かしいな・・・
でも、今から思えば、単に外人カブレだったってことかな。
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