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■ 夜叉の舌 (本)
夜叉の舌 赤江瀑
草薙剣は沈んだ / 月曜日の朝やってくる / 悪魔恋祓い / 夜叉の舌 / 春の寵児 / 鳥を見た人 / 夜な夜なの川 / 影の訪れ / 池 / 迦陵頻伽よ
刀剣の鞘づくりに打ち込む若き見習い職人・平河友威。見守るかのように彼の周りに現れる赫い蜘蛛がいた……。
妖かしの世界と、それに魅了される人間・翻弄される人間を描いた、自選ホラー短編集。 赤江瀑の著書の中では手に入りやすい一冊ではないでしょうか。
個人的には「草薙剣は沈んだ」がゾクッときました; 「草薙剣は沈んだ」は、平家の秘宝とされ、『三種の神器』と呼ばれた中で、唯一今でも見つかっていない『草薙剣』と、「耳なし芳一」を彷彿とさせる平家の霊を描いた話。 自選ホラーとだけあって、ゾクゾクくるものばかりです。
2004年10月04日(月)
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