雑記目録
高良真常



 夏への扉 (本)

夏への扉
  ロバート・A・ハインライン
 ハヤカワ文庫



SFの代表的作品のひとつでもある、ハインラインの有名な小説。
主人公の男性は、友人と二人で発明の仕事に取り組んでいた。彼が作っているのは、全自動の家事ロボット。
だが、その発明が成功しかけた時に、相棒である友人が突如彼を裏切り――……彼は冷凍睡眠装置に入れられてしまう。
目を覚ますと、そこは未来の世界だった……。


上記のあらすじには触れていませんが、主人公の唯一の家族に、猫のピートがいます。この作品、「全ての猫好きへ捧げる作品」なので、愛猫家はご一読あれ♪

冷凍睡眠やタイムスリップなどを利用し、話は過去へ未来へと行き来します。過去へ戻るたびに覆される真実、未来へ進むたびに進展するストーリーがとても鮮やかで、不幸でダラダラでヘタレだった(笑)主人公の道が明るく切り開かれていくところなども非常に小気味よく、映画のように展開する話がとっても面白いです。

余談。
ロリコンと裸バンザイと猫大好き――みたいな感じとも言われてます(笑)












2004年10月01日(金)
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