雑記目録
高良真常



 フック (映)

フック
  スティーヴン・スピルバーグ監督



40歳の仕事人間ピーター・バニングがある日家に帰宅すると、子どもたちが消え去っていて、フック船長からの脅迫状が残されていた。
そう、ピーターの本当の正体はピーターパンであり、やがて彼は宿敵フック船長から子どもたちを救出すべく、妖精ティンカー・ベルとともに再び冒険の旅へと旅立っていく…。


“大人になったピーターパン”という斬新なテーマの作品。
ネバーランドを出て、大人になってしまったピーターパン。忘れていた、それでも忘れられぬ、幼い日の“永遠の島―ネバーランド―”。
どこかコミカルにつづる本作には、情景や、ピーター・パン症候群に対するメッセージが込められていると思う。
相変わらずのフック船長、ナマイキなティンカー・ベル。そしてピーター・パン……。

私的には、これこそがピーター・パンの続編のようなもの、と思っています。

余談。……時計ワニも相変わらずです(笑)










2004年09月11日(土)
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