雑記目録
高良真常



 パペット・ショウ (音)

パペット・ショウ
   Plastic Tree
  ワーナー



1.Intro / 2.May Day
3.リセット / 4.絶望の丘
5.幻燈機械 / 6.「ぬけがら」
7.本当の嘘(Studio Live) / 8.Monophobia
9.クリーム / 10.3月5日。
11.サーカス


プラトゥリことPlastic Treeの、いわば出世作のようなアルバム。
プラの魅力は、その世界観にあると思う、その世界観を余すことなく、さながら幻燈機械――のように、眼の前で見せてくれるのがこの作品だと思います。
薄汚れて壊れかけたサーカスのようなアルバムですが、その退廃した雰囲気は一度触れると抜け出せなくなってしまいます。
私は特に“幻燈機械”と“サーカス”が大好きです。何ていうか、このアルバムの真骨頂を現した曲……のような気がするんですよね。個人的に。

とにかく一度聞いてみて損はないアルバムです。

こそっと……竜太郎くんの書く詩は、中原中也の世界に似通ったものがあると感じます。中也の孤独や悲観を、オブラートに包んでまぜたような……そんな感じ。中也の詩が好きな人にもオススメです。










2004年09月04日(土)
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