にゃも日記
DiaryINDEXpastwill


2005年10月09日(日) 壁、出現

先週は、伯父と会った。顔見せに来いというので。
なんか、山登りをよくしているとは聞いていたけど、
お友達の、みーちゃんというおじさんが、事故して大変だったらしい。
ヘリで助けられたそうだ。山は、怖いな。しばらく行けないと言ってた。
宝塚から六甲山まで行くコースなんだとか言ってたけど、繋がってるのか!!!!
なんかすんごい距離がありそうよ。


で、この2週間、それ以外は、仕事仕事仕事。
キヨちゃんが、一時的に別の支店へオタスケに行くことになり、
新しく人を募集した。9-15という、短い時間のパート。
で、9月半ばから来てくれたのが、Y(脳内ニックネーム北斗)さん。
(北斗あきらを美人にしたような雰囲気だから。)

最初は、キヨちゃんがマンツーマンで引き継いでいたんだけども、
なんかカリカリしてんのね、キヨちゃん。
詳しくは言わないんだけど。
で、キヨちゃんが、出発前の最終日、「北斗はバカだよ、頭悪いよ。」と、真面目に言ってきた。
何を言ってるんだと笑い飛ばし、送り出して、次の日から、悪夢スタート。
キヨちゃんの言ってたことが、間違いではなかったと痛感した。
キヨちゃん、北斗は、あなたの言ってた通りだよ……と、メールを打つ。

この年になり、社会に出て、人のことを、真面目に「頭が悪い」などというのは、
本当に初めて聞いたし、会社の人のことを、そんなには、あまり言わないことだと思う。
よほど、なのです。

メモを取るが一切見ない。メモは暗号のようだった。
間違いを「違うよ」というと、ふてくされる。
こう教えられたと間違いを通す。で、エラーを出す。時間を無駄に食う。
来客があり、お茶を入れてくださいというと、返事だけして動かない。
お客さんが持ってきてくれたお土産を、その場で開けて
(客以外の)皆に配ろうとする。一人何個とかいって。
仕事を教えたら、ハイ分かりましたと元気にいうが、次の瞬間ミスをする。
パソコンを再起動してというと「言ってる意味がわかりません」と固まる。
エクセルは知っているが機能は知らない。
ワードは聞いたことがあるが使えない。
電話を回さず、「担当はワタクシ北斗です」と言い切ってしまう。
小さな迷惑が積み重なって、キヨちゃんはカリカリしてたんだろうなと、今ならとてもよくわかる。

そして、金曜日。
忙しい金曜日。
普通に仕事してても帰りは22時とか、そういうときに、ミス連発。
3時までなのにもう6時とかほざく。
ミスを認めないので、教えて、自力で訂正させる。
当たり前と言えば当たり前。自分のケツはってやつ。
はっきり言って、やってもらってるのは、ほんの一部で、
屁 みたいなもんで、2時間もあれば終わるもの。
それを、7時間。
で、また同じ事を何度も教えていたら、
「わたし、この仕事合ってないかもしれないです!!」
と、ふてくされて言う。
そして、トイレへダッシュ。

……。私が悪いんかい。

この、 仕事合ってないかもしれない っていうのは、2種類あって、
1)頑張ってるけど、頑張りたいのに、出来ない、悔しい。
どうすればいいかな?いつか出来るようになるのかな?不安だ。
と、いうのと、
2)言ってる意味が全然わからんし、間違えたら私のせいやし。
オメーの教え方が気にいらない。へたくそだ。やってられん。もーやめたろかな?

と、いうのがあると思うのね。
北斗は、後者だった。

心配になり、トイレにコッソリ行ってみたら、
私が今やめたら困るくせに、こんなことをいうのよと、トイレで喋っていた。
もう来週から行きたくない、とも。

聞くんじゃなかったなぁ……と、思いつつ、そっと外に出た。

戻ってきた北斗に、「3連休、ゆっくり休んで、また来てね」といい、
とっとと帰らせた。その後、溜まっていた仕事にかかる。
このときばかりは、自分が夜に眠くなりにくいタイプで、よかったと思った。
ビルメンの人に連絡し、仮眠を取ってもらって、仕事が終わったら起こしに行くことにした。
ノックしたら、ビルメンさんが、ガラスの向こうでビクッとしていた。

この日、家に帰ったら25時30分だった。
ヨシカワが、送ってくれて、ひとしきり、北斗について吠える。
大して困らんから辞めてもらってええねんで!!って言いたかったんじゃ!と。
ヨシカワが、マジで!?と、笑い転げていた。笑いすぎ。
ダイエーに寄って、駐車場が有料になっていることに驚く。
レシートがあれば1時間無料なんだけど。


……まーなんつーか、北斗の、35歳らしからぬ、覚えの悪さと行動。
正直、教えるためには、ある程度時間が拘束されるのや、その他諸々、覚悟してた。
でも、なんかそれとは違う。たまおのときや、ミムラさんのときは、そんな事無かった。
ミムラさんには、「そりゃダメだわ。辞めさせなくても時間の問題じゃない?」と、あっさり言われる始末。
見る目がないのだろうか、私には。


どうやって覚えてもらうか、その前に北斗がいなくなるか……。
そしてこの、これからも募るであろう、不快感と不信感を、
私はどうやって、北斗にあたらずに胸のうちにとどめておくか……。

明日はどっちだ。


にゃも |MAIL