にゃも日記
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2005年03月21日(月) Aさんの思い出3

ミキちゃんに事の次第を知らせると、ミキちゃんは、呆れてものが言えなくなった。乾いた笑い。Bさんとは毎日会ってるけどーって(笑)。いつAさんちに行くんだろうね。
しっかし気持ち悪い人やな、もう関わらないでいよう!と、堅く誓う私たち。

ある日、出社したら部長がいない。
Nさんが落ち着かない様子で出先を教えてくれた。
ついにAさんが、Kさんの彼女の会社を巻き込んだ騒動を起こし、部長が彼女の会社の上司に謝りに行ったのだった。

AさんはKさんの彼女から60万の借金をしていて、ボーナスが出たら返すと言いながら、それを破った。
再三の話し合いも、なあなあにしてきて、ついに彼女が怒ったのだ。
つまりAさんが虐められているというのも嘘。貸した金返せよ、が、虐めにすり変わっていた。

全てバレたAさんは、仕事もそこそこに家に逃げ帰り、閉じこもった。そして部長には、話を聞きに来いと言い、家に呼び付けたらしい。
厚顔無知もいーとこだ。
その夜。自宅にAさんから電話があった。
アイム被害者!アイム悲しい!ユー同情当然!返金ネタ厳禁!な内容。
半ば朦朧と聞いていたところ、部長が家に来て謝罪した!Kのやつざまみろやわ!もう仕事辞めるわ!!ミキさんにも騙されたし!と、Aさん。

静かに、静かに、私の中の怒りのボルテージが上がる。
あー、ちょっとええです?貸してるお金、返してもらわなくてもいーんで、もう連絡しないでもらえます?
<何よ!?アンタどうしたん>
全部知ってたんですよ私。ミキちゃんにも話してますしね。ややこしい話はいーですわ。
<ちょっとアンタほんまにどうしたん?何を吹き込まれたん?Kさんか?Kさんやな!>
また被害者面ですか…何も嘘は聞いてませんよ。Aさんの嘘はヘド出るほど頭に入ってますが。
<な、なんやの年上に向かって!>
こーなったら関係ないです。年下には嘘をついても、何してもええんですか?
<ほんなら返すよお金!たったこれぐらいの金額ごとき!>
ですよね。今から返してもらいに行きますよ。家は…〇団地でしたよね。30分ほどで着きますから。
<いいわもう…駅まで行ってあげるわ。>

かなり怒りを抑えてはいたが、一発ひっぱたいてやりたい衝動が抑えられない。
こちらの質問には一切答えず、何をされたと嘘ばかり。子供や社内まで引っ掻き回してまで、何をするつもりだったのか。

駅に着いた。Aさんは既に来ていた。子供を連れて。楯にするような配置で。そういう所はぬかりない。
封筒を差し出し、目を吊り上げて大声で
もう会うことも無いでしょうがお世話になりました!!
と言う。
封筒の中を改めると、少し多い。オマケ☆と媚びるようにいう。
いらない。少ない額以上に、私には価値の無いお金。嫌なエピソードにまみれたお金。んなもん子供に回してやればいいのに。
腹立たしく、絶対私は使わないと思いつつ、長居したくなかったので、ではこれでと立ち去ろうとすると、一言、厭味。
本当にもう、振り返って飛び掛かりたい、回し蹴りとカカト落としを喰らわせたい。
言いようの無い怒りがフツフツ湧いて来たが、真っ直ぐ前だけを見て歩いた。
お小遣いあげましょ、といって、親にそれを渡して、すっきりした。
ミキちゃんに話して笑い話になり、さらにスカッとした。
Aさんは数日後辞めた。Kさんの彼女にも、どーやったんたか知らないが返済したらしい。
知ったことじゃない。

Eさんと多少共通項ありだなと、キヨちゃんと話している。

聞きもしないのに恋愛ネタを話す
年を越えて妙に友達気分、人の生活時間に割り込む
本人が振った話に質問すると話を逸らす
被害者になりすます
敵認定は即日
中立などは有り得ない
一定期間潜伏後発症する。
など。


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