にゃも日記
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ミキちゃんに事の次第を知らせると、ミキちゃんは、呆れてものが言えなくなった。乾いた笑い。Bさんとは毎日会ってるけどーって(笑)。いつAさんちに行くんだろうね。 しっかし気持ち悪い人やな、もう関わらないでいよう!と、堅く誓う私たち。
ある日、出社したら部長がいない。 Nさんが落ち着かない様子で出先を教えてくれた。 ついにAさんが、Kさんの彼女の会社を巻き込んだ騒動を起こし、部長が彼女の会社の上司に謝りに行ったのだった。
AさんはKさんの彼女から60万の借金をしていて、ボーナスが出たら返すと言いながら、それを破った。 再三の話し合いも、なあなあにしてきて、ついに彼女が怒ったのだ。 つまりAさんが虐められているというのも嘘。貸した金返せよ、が、虐めにすり変わっていた。
全てバレたAさんは、仕事もそこそこに家に逃げ帰り、閉じこもった。そして部長には、話を聞きに来いと言い、家に呼び付けたらしい。 厚顔無知もいーとこだ。 その夜。自宅にAさんから電話があった。 アイム被害者!アイム悲しい!ユー同情当然!返金ネタ厳禁!な内容。 半ば朦朧と聞いていたところ、部長が家に来て謝罪した!Kのやつざまみろやわ!もう仕事辞めるわ!!ミキさんにも騙されたし!と、Aさん。
静かに、静かに、私の中の怒りのボルテージが上がる。 あー、ちょっとええです?貸してるお金、返してもらわなくてもいーんで、もう連絡しないでもらえます? <何よ!?アンタどうしたん> 全部知ってたんですよ私。ミキちゃんにも話してますしね。ややこしい話はいーですわ。 <ちょっとアンタほんまにどうしたん?何を吹き込まれたん?Kさんか?Kさんやな!> また被害者面ですか…何も嘘は聞いてませんよ。Aさんの嘘はヘド出るほど頭に入ってますが。 <な、なんやの年上に向かって!> こーなったら関係ないです。年下には嘘をついても、何してもええんですか? <ほんなら返すよお金!たったこれぐらいの金額ごとき!> ですよね。今から返してもらいに行きますよ。家は…〇団地でしたよね。30分ほどで着きますから。 <いいわもう…駅まで行ってあげるわ。>
かなり怒りを抑えてはいたが、一発ひっぱたいてやりたい衝動が抑えられない。 こちらの質問には一切答えず、何をされたと嘘ばかり。子供や社内まで引っ掻き回してまで、何をするつもりだったのか。
駅に着いた。Aさんは既に来ていた。子供を連れて。楯にするような配置で。そういう所はぬかりない。 封筒を差し出し、目を吊り上げて大声で もう会うことも無いでしょうがお世話になりました!! と言う。 封筒の中を改めると、少し多い。オマケ☆と媚びるようにいう。 いらない。少ない額以上に、私には価値の無いお金。嫌なエピソードにまみれたお金。んなもん子供に回してやればいいのに。 腹立たしく、絶対私は使わないと思いつつ、長居したくなかったので、ではこれでと立ち去ろうとすると、一言、厭味。 本当にもう、振り返って飛び掛かりたい、回し蹴りとカカト落としを喰らわせたい。 言いようの無い怒りがフツフツ湧いて来たが、真っ直ぐ前だけを見て歩いた。 お小遣いあげましょ、といって、親にそれを渡して、すっきりした。 ミキちゃんに話して笑い話になり、さらにスカッとした。 Aさんは数日後辞めた。Kさんの彼女にも、どーやったんたか知らないが返済したらしい。 知ったことじゃない。
Eさんと多少共通項ありだなと、キヨちゃんと話している。
聞きもしないのに恋愛ネタを話す 年を越えて妙に友達気分、人の生活時間に割り込む 本人が振った話に質問すると話を逸らす 被害者になりすます 敵認定は即日 中立などは有り得ない 一定期間潜伏後発症する。 など。
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