にゃも日記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月12日(火) 融通の利かないマルチと怒M

しばらく連絡を取ってなかった友達から電話があった。
会社の帰りに会おうというので、近くまで来てもらって、会った。
一人で来るかと思ったら、少し前の吉田栄作のようなニーチャンも一緒。
彼氏か?と思っていたのだが、どーも違う。
栄作は、なんか入れてんじゃないのかと思うほど、ハイ、High、ハイ。

君ぃ〜、毎日働いて楽しい?旅行行ってる?とビシリと指差された。
しっつれいな・怒
今時、イマドキ、Amwayであった。サインしちゃう者など、もう誰もいまい。
まあね、品物にいいものもあるというし、確かに買ってる人は、いる。
売るとかはナシで、好きで使ってる人ね。
(中には、しつこくしつこく連絡をしてくる人もいるけど、無視。)

栄作は、何も聞いてないのにまくし立ててきた。
栄:行きたいよね、旅行。ずーっと時間に縛られて働くなんて、いやでしょ?
定年になった後も収入があったら嬉しくない?でね、Amwayって知ってる?
に:・・・。あー知ってますよ知り合いにいますから
栄:へー、その人はどう?成功してる?
に:おベンツ乗り回して旅行三昧な計画立ててますけど
栄:でしょ?それがこのビヂネスだと可能なわけ
に:未だにリーマンの旦那とアパート暮らしで自家用車は軽ですけど
栄:投資してるんだよ、将来の投資
に:友達ダシにして上前ハネて子ネズミ作って投資?
栄:・・・だからネズミ講じゃないよ
に:どっちでもいいですよ。入らないし必要ないです。
栄:・・・君は気が強いな、とりあえずビヂネスのシステムを
に:言わなくていいですよ、今日は友達と久々に喋ろうと思ってきたんですけど
栄:俺が邪魔だとでも?
に:うん。
栄:君とは話が合わないな。とりあえずカラオケ行こう
に:や、だから、小野(←友達)と喋りに来たんですよ。
小:ええやん、行こう。カラオケ。
に:ハァ??

ここで熱い中の人が出てきました。でも引っ込みました。小心者です。

カラオケで酒を飲み、栄作泥酔。小野に絡みまくる。
ご機嫌を取ろうとした小野、私と栄作用にデュエットをチョイス。
こんなにストレスフルなカラオケ、会社の新年会以来だコノヤロウ。
長い1時間が終わり、もういいや、もう出よう、もう帰ろうとしたら、
帰りたくないとゴネてた栄作がブチギレた。小野に怒鳴り散らしてた。
カウンター、客、店員、全員唖然。うなだれる小野。
お前、オレに新しく(アムに)入ってくれる人がいるって言ってたのに
全然アカンやないかー!とか、怒鳴ってる。私の前で。
・・・やっぱりそうか。悲しいかな、納得。

私はまだ初対面だったし、栄作は強気に出られない。
なので私が栄作を外に引きずり出した。酒臭い、最悪や。
栄作、何故か急に私に甘えてくる。小野、悲しそう。
雨に濡れた子犬のような目で栄作を見てる。ちょっと怒ったっぽく。
・・・小野、栄作に惚れてる。ような気がした。
だからノーと言えないし、機嫌とってデュエット入れたりしてたんか。
好きな人から頼まれて、子ネズミをあたっていき、私にたどり着いたと。
うーん、符合しちゃうんじゃなーい?

などと考えてたら、栄作が小野に何やらゴニョゴニョ言ってる。
「じゃあ小野、帰れ。」とか言ってる。
小野、ますます悲しそうに私を見る。近寄ってきて、
「栄作さんを、家に泊めてあげて・・・・・・・・・・・・・」と、泣く。

とね、ここでブチギレですよ。しずかーに、一本目が、ブチリと。
なんで会ったばかりの男を泊めなきゃいけないわけ???
断らんかい!!!と、思ったんですが、まだまだ我慢。
言い出すと止まらないので、お口にチャックで帰ろうとしたわけですが、
酔っ払いが腕を掴んだわけですよ。ドサクサ紛れにハグですよ。
ここでもう限界。中の人大暴れ。
栄作は、タクシーに詰め込んで帰っていただきました。
たった1時間のカラオケ代、一人で酒を飲むだけのんでキッチリ1円単位まで
ワリカンで済まそうとする男がビヂネス?おべんつ?りむじん?
オチョコですよ。セコセコですよ。
タクシー代も小野に出せよとか言ってたけど、ドア閉めてやった。

そして、小野。小さくなってるそこの小野。ちょっとコイや。
というわけで、漲る怒りを大放出。
好きなら好きで、人をダシにしないでぶつかれだの、
今後あの男と付き合を続けるなら私は真剣に友達やめるだの
マルチやるのも惚れるのも勝手だけど巻き込まないでくれだの
一応静かに、もう少しやわらかく言って、帰ってきたのだった。

そのときは、泣きながら、うなずいていた小野だったが、
電話がかかってきて、
「栄作さんを悪く言うなんて酷い。私の家庭環境が普通と違っているから
私を見下しているんでしょ?栄作さんがあんなに頼んでいたのに。
私は自分を追い詰めてからじゃないと告白できないの!!」
と、いうことだった。

好きにしてください、さようなら。


にゃも |MAIL