にゃも日記
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夜中まで、訥々と語り合い、Kさんの言葉を思い出しては二人で考え込み、 言葉のあやや、したくない想像や、いろんなことにもやもや。
あの後、しばらくねるさんは、外を散歩していた。 私は、部屋で、もぞもぞネット。でも、心、ここにあらず。 戻ってくるなり、気まずくなり、そわそわしつつ、なんとなく話し合い。
いい加減、明日に備えて寝ませんか、でも、寝れませんね、という 雰囲気で、こう着状態が続いていたとき、 突然、ゴーという、地鳴り。 ん?と、思うまもなく、きしみだす、部屋。 !!!! と、顔を見合わせ、動けない。 もやもやしてる場合じゃねぇぞこりゃぁという、ヤバさが、ひしひし。 意味も無く、壁を掴み、ゆれるカーテンを見つめ、動けず。 どのくらい経ったか、まだゆれていたが、無言で、脱出口を確保。 電線も、ゆらゆらゆれている。酔いそうな、ゆれだ。 口から心臓が出そう、というか、ガクブル。 でも、マンションからは誰も出てこず、消えていた部屋の明かりが、ついた程度。 大丈夫なのかも、と、NHKをつける。すでに、地震情報が、出ていた。 嫌な汗をかいた。
おさまった後、なんとなく顔を見合わせ、へへ・・・へへ・・・と、笑い、 無言でテレビをつけ、友達や家族に連絡を取った。 皆、遅い時間だったが、起きていた。
さっきのが、激しい揺れでなくて、よかった。 こうして、ネット出来て、屋根付きの家にいられることが、幸せなのよと、 普段は思いもしないことを、話し合い、さっきまでの気まずい話題は、 どうでも良くなった。
しかし、地震が少し落ち着いた今日、また、Kさんの話題が出た。 のど元過ぎればというが、早すぎ。 一応、荷物をまとめ、スリッパを用意し、携帯をフル充電。
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