Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2009年03月19日(木) |
I thought about it and I brought it out. I'm motivated by the lack of doubt |
週に一度の外での授業。今日も移動中はiPodでシャッフルして音楽を聴く。帰り道で、ある曲がかかった。久しぶりに聴いたので、一瞬誰の曲か思い出せず、しかし瞬時に強烈に、「音楽とはこれだよなあ」と思う。 レッド・ホット・チリ・ペッパーズの'Wet Sand'だった。 手術後、音楽を聴く頻度ががたっと落ちていて、レッチリもあまり聴いていなかった。'Wet Sand'は大好きな曲というわけではない。出だしは素直にきれいだが、後半に行くほど付け足しの感が強まる。レッチリというバンドのレベルからすれば、普通にいい曲という程度だと思う。 だがこうやっていきなりレッチリと認識せずに聴くと、「レッチリの普通」の凄さを再確認する。('Wet Sand'のイントロはギターだけなので、私がその時実際に聴いたのはジョンのギターだけだが。しかしそれはあくまでもレッチリというバンドの音だ)
少し前の話だが、AM(g)が面白いことを言っていた。つまり、「今後の人生で、音楽を聴くか演奏するかどっちかしか出来ないなら、自分は演奏するほうを選ぶ」って。これをあと3人(vo、b、drs)に訊いてみたところ、全員が「演奏するほう」を選んだ。これは全く予想通り。バンドをやっているくらいの人間なら殆どが「演奏するほう」を選ぶだろう。 で、私は勿論、「聴くほう」を選ぶ。 「演奏するほう」を選ぶ人間に比べて自分のバンドへの熱意が低いといは思わない。要は、私の「音楽を聴くこと」への心酔度が異常に高いのだ。 3歳でサイモン&ガーファンクルを聴き始め、もう吐気がしてもおかしくないくらい聴いたと思うが。実際には今でも"Sound Of Silence"を聴くたびに涙が出るほど感動するので、聴くのが疲れる。 私は字が読めるようになって以来、文学を食って生きているが。一方、音楽には熱烈に無益な恋をしていて、圧倒され支配されている。 私という人間をつくったのは文学だが、その私がどこに歩くかを決めているのが音楽なのだ。
というかねえ。"You're So Great"のない人生、"1979"のない世界、"Stage Fright"のない日々―――そんなの生きてる価値がないもの。 (3/29up)
I thought about it and I brought it out. I'm motivated by the lack of doubt (考えてみてはっきりした。私は盲目的に心酔することで、人生に価値を見出している) *Wet Sand / Red Hot Chili Peppers (2006) の歌詞。
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