Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2008年09月21日(日)  バイバイ 君といたってしょうがない

ベイビー(g)はじめ2、3人に、「人妻最後の夜」とタイトルをつけたメールを送る。そしてサルトルの戯曲「キーン」を読む。「狂気と天才」なんていうご大層な副題に似合わず、ほぼコメディといっていい。
その中に、「男が自分のためにしてくれた気違い沙汰―――それを許さない女があるでしょうか?」という台詞があって、ホントよねえー、とうなずく。2003年の彼がした「結婚直前の身でありながら、私を好きになってうちに入り浸った」という「気違い沙汰」、2005年の彼が、私のために妻と子供二人を捨てようとして、双方の親や上司まで巻き込んだ大騒動、など。その時々はそれぞれに辛い思いをしたけれど。彼らがそれぞれ分別をなくしたのが、私への愛情からだと思えば、はっきり認めてしまえば気分はいい。(単にそれぞれ性格的に問題があったのかもしれないけど)
要するに、私を含む多くの女は、男が自分のために馬鹿なことをしてくれるのが好きなのだ。馬鹿な男は愛しい。
私に対して恥をかくのを恐れる男なんて。愛せない。

などと。サルトルを自分の身の上に重ねて読みつつ、人妻最後の夜はふけてゆく。
(10/4up)

バイバイ 君といたってしょうがない  *ぼくはぼくの為に / RCサクセション (1976) の歌詞。



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