Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2008年04月13日(日) |
Tonight I throw myself into |
16時半に幕張駅でジンナイくんと待合せ。の、筈が。 二人とも16時16分に到着。ええ、今日は遅刻しないわよ。その為に、出かける5時間も前に起きたんだ。 だって今日は、フー・ファイターズを観るんだから。 しかもジンナイくんが私の誕生日プレゼントとして、ヤフオクで倍額以上も突っ込んで取ってくれたという、A1ブロック整理番号83番・84番のチケット。 オールスタンディングにそなえて髪も三つ編みにしてみたし。(長い髪はスタンディングだとメチャクチャに引っ張られこすられるのだ)
幕張メッセに到着して列に並ぶ。汗だくに備えてTシャツ一枚。当然アクセサリーも全て外す。ピアスなんかしてたら耳たぶが千切れるわ。
入場。ところが私が当たったもぎりの係員がおそろしくもたもたしている。他の係員の列からは客がどんどん先に入る。ようやく私の番だと思ったら前の客のチケットを落としてかがみ込む。キレて自分で半券を千切って投げ渡し、走り込む。何とか中央少し左寄り前から2番目を確保。前が女の子二人なので、見やすいこと。
しかし。満員電車状態で開演の18時を待つこと1時間。会場時間が早過ぎだ。 しかも。前座があった。デトロイトから来た何たらいうバンドで。曲がどれもこれも誰かに似ていて(フーファイ、グリーンデイ、'80年代のヴァン・ヘイレン)、なのにどれも頭から最後まで全パート無闇にフル回転の一本調子。これは辛い。40分も演奏されて、途中から殆ど目をつぶって耐えた。 やっと前座が引っ込んだと思ったら、そこからあらためてステージのセッティングをえんえんとやる。 意識が朦朧とし始めたあたりで、ようやくフーファイ登場。おお。家を出てから4時間あまり、ようやく観られるフーファイ。
デイヴが髪が伸びて、痩せてかっこよくなっていた。ニルヴァーナ時代に戻ったようだ。 1曲目は'Let It Die'でゆるく始まる。いつものようにいきなりぶっ飛ばして始めるのとはまた趣が違うが、今の私は意識が朦朧としているので、ちょうどいいかも。音響が悪くて音が小さいのは、まあこういうハコでは仕方ない。 しかしあっという間に盛り上がり。お客大揺れ。とはいえ2002年のレッチリ真ん中フリー寄り前から二番目での死闘を経験した私にとって、この程度はへでもないわ。 3曲目が愛する'Times Like These'、その次がこれも大好きな'Break Out'だったのだが。―――この2曲を完全に台無しにしたのが、私の斜め左後方にいた女。ペリカン(の鳴声しらんけど)もしくはチューバのような耳障りな大声で私の耳元でこの2曲を全部カタカナで歌いまくる。しかも右腕を振り上げっぱなしで、これが私の頭にあたる。ついにキレて、「うるせえ!お前は歌うな!!この手も邪魔!!!」と手を掴みあげて威嚇。 騒ぐのも揺れるのも全部いい。でも、でかい声で全部歌いまくる奴だけは、カラオケに来てるつもりかと言いたくなる。デイヴに歌わせろってんだ。・・・ああ、おかげで次の大好きな'Learn To Fly'の記憶が殆どないっつーの。演奏に完全没頭できたのは'Stacked Actor'から。やはりあの曲は威力が凄い。
しっかし。テイラーがかっこいいこと。今日は最初から彼を観ようと思って来た。テイラーはなんというか、常に安心して観ていられる。頼れる。攻撃的ではないが意欲的。左右のシンバルを同時にぶっ叩く姿が絵になる。 'Stacked Actor'ではドラムソロも入ったけど、正直私はテイラーのソロはなくてもいい。彼は、明らかにバンドとやっている時―――というか多分デイヴとやっている時の方が遥かにいい音を出すからだ。今回もドラムソロが終わってデイヴが戻ってきて一音弾いた瞬間から音が変わった。ひたとデイヴだけを見据えて叩く。まるで恋人同士みたいだな。
'Everlong'が始まったので驚く。もう終盤なの? 今日は「2時間やる」と言ってたのに。なんてあっという間。
'Monkey Wrench'で大騒ぎになる。この1曲の間に私の頭上に降ってきたのが7人! と思ったら次が'All My Life'で私も絶叫。・・・もうこの曲の間に何人降ってきたのか、興奮していて数える余裕もなかったけど、数えきれないくらいだったし。
アンコール3曲で、最後が'Best Of You' やはり今はこれ、という感じ。悔いなく燃焼。
フーファイのライヴは、爆発的予定調和とでもいうか、スリルもドラマも一切なく、ひたすら前向きなエンターテインメントだ。デイヴはとにかく客に満足感を与えようとしている。ニルヴァーナのライヴとはそこが完全に異質だ。だから、ニルヴァーナとフーファイが似ているという意見にはまるっきり同調出来ない。 何にせよ、今日のライヴも充分満足。 set list
ジンナイくんとBROCKへ。SC(p)がいた。先日のセッションを盛り上げたギターボーカルも現れ、マスター(g)も加わり、酔っ払いセッションが始まる。RCだの、ピストルズだの歌って、最後は何故か私がドラムを叩いていた。 チンザノのボトルを空けちゃって、またもう一本SCが入れてくれた。
また6時くらいまで飲んじゃったよ。明日は授業は20時からだからいいけどさ。
Tonight I throw myself into (今夜も俺は全身全霊を捧げる) *Everlong / Foo Fighters (1998) の歌詞。
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