Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


全日記のindex  前の日記へ次の日記へ  

*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


この日記のアクセス数
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)


2007年11月01日(木)  The Case of the Long-Legged Models

昨日・今日と連続で新しい生徒が入ったが。殆どの生徒が平日夕方を希望する為、今日の生徒にいたっては一ヶ月全日キャンセル待ちという状態。しかもその生徒、羽田から埼玉までの帰宅途中に荻窪に寄って授業をするのだ。・・・熱心だなー。

A・A・フェアを読む。要するにE・S・ガードナーの別名だ。ガードナーは、ペリー・メイスンものを中心に60冊近く読んでいる筈だ。おかげで私は、日本よりアメリカの刑法に詳しいほどで、'corpus delicti'(犯罪が行われた物的証拠としての死体という意味の法律用語。'delicti'はラテン語)などという、英英辞書でも探しづらいような単語も知っている。いや、原書で読んだのではない。日本語訳の注釈で覚えたのだ。
ガードナーの小説は結末が一番つまらなくどうでもいい。いつも人間関係が込み入り過ぎていて、最後にいきなりずらずらと説明されても、無限に在りうる可能性のひとつを提示されたようにしか思えない。けれど、そこにいたるまでの展開や人物描写、会話、何より(メイスンものにおいては)法律の解釈や法廷での駆け引きが面白い。

ところで久々にガードナーを読んだら、またも脚のきれいな美人が出てくるのが懐かしい。ガードナーを読み始めの頃は、アメリカ人ていうのはやたらと女の脚に注目するんだなと思ったが。そのうち、――アメリカ人は日本人よりはその傾向があるとはいえ――ガードナーが特に脚フェチなんだと気づいた。
膝が出ず、膝下のすらりと長くのびた女性の脚は、たしかにぐっとくる。畳文化の長い日本人にはあまり見られない脚だ。私自身は脚が長いとは言われるが、日舞師範である母に幼少時から正座を叩き込まれた結果、きっちり膝が出てしまっている。無念。

The Case of the Long-Legged Models (長い脚のモデル)  *E・S・ガードナーの著書。(1958)



前の日記へ次の日記へ