Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2007年07月08日(日)  Sense and Sensibility

家からすぐの古本屋「象のあし」(なんでそんな名前なんだ)に本を売りに行く。文庫本15冊で860円。
本当はもっと持っていったのだが。「うちでは売れないから」と戻されたのが全部ミステリー。チェスタトンカーター・ディクスンシオドー・マシスンロイ・ヴィカーズなど。殆どが絶版で、専門店に持ち込めばそれなりの値がつくものもある。
・・・面倒だから、またまとめて武田くんにあげよう。

逆に引き取らないかと思った古典純文学(モリエールツルゲーネフなど)は全部OKだった。そういえばあの店、岩波文庫とか多いな。

古典といえば。数日前にすごいものを見た。
昼にすいた電車に乗っていたら、40代前半くらいの女性が乗ってきた。ぽっちゃりして、地味で普通だ。この女性が私の正面に座るなり、バッグからジェーン・オースティンの原書を出して食い入るように読み始めたかと思うと、じきに鼻を真っ赤にして泣きだしたのだ。
・・・ぽかーんと見とれてしまった。
・・・ジェーン・オースティンだぞ? 18〜19世紀のイングランドの中流家庭小説だ。自分以外の人間が読んでいるのを見たのも初めてだが、ましてそのせいで人目もはばからず泣くとは。
・・・すげー。

'Pride and Prejudice'――「自負と偏見」、読んだのは18年も前だが今でも忘れない。本当にいい小説だった。真っ直ぐで健全で、厭味がなく説得力がある。実際私も、感動して少し涙ぐんだかもしれない。けれど、本来ぽろぽろ泣くような話ではないのだ。それを何でああも、「レ・ミゼラブル」でも読んでいるのかと思うほどにしゃくり上げて。
もしや最近のお涙頂戴ドラマの原作に使われてたりするんだろうか。それにしてもスゲー。

Sense and Sensibility (ちゃんと常識もあるが、同時に感じやすいのね)  *ジェーン・オースティンの著書。(邦題=「分別と多感」)(1811)



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