Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2007年06月09日(土) |
There is nothing that is wrong |
Podcastの番組を色々聴いている。といっても全部英語学習番組だけど。 中でも一番気に入っているのが、'Grammar Girl's QD'。英文法を教える番組なのだが、ネイティヴのリスナーが電話してきて、英文法について質問する。たいていは日本人が高校で習う程度の基礎的な文法で、「ネイティヴのくせにわからないの??」とおかしくなるが、考えてみれば日本人が「早急」を「そうきゅう」、「独壇場」を「どくだんじょう」と読んだりするのと変わらないか。
しかし、今日の番組には腰が抜けた。 英語の解らない人も、ロック好きならこれ、最初の2分間だけ聞いてみて。 覚えてますか? 大学受験英語で叩き込まれた'Lie'と'Lay'の違い。'Lie'は自動詞、'Lay'は他動詞。但し、'Lie'の過去形は'Lay'になる。「悪夢のようだわ」と文法娘は言う。で、そこでクラプトンの'Lay Down Sally'がかかる。その曲のレコードを引きずるようにして止めて、文法娘は宣言する。"He is WRONG." つまり、正しくは、'LIE Down Sally'なんだと。 ・・・おお。 ずーっとずーっと、'Lay Down Sally'っていったいどういう意味なんだろうと思っていたのだ。私にはわからないニュアンスがあるんだろうか??と。そしたら何のことはない。クラプトンが文法を間違えていたんだ。・・・まさかこんな有名な曲のタイトルに、初歩の文法の間違いがあるなんて。 文法娘は更に言う。ボブ・ディランも間違い、ローリング・ストーンズも間違い。アレもコレもぜーんぶ間違い。 ・・・おおお。
胸のつかえが下りるやら。それでいいのか?と思うやら。
だから。流暢に喋れるのと、理解しているのは違うってえの。悪いけど、そこらの適当な英会話スクールの外人講師なんて、こちらに言わせれば「ただの外人」が多いんだってば。 私だって日本語は教えられないもんね。
There is nothing that is wrong (間違っていることは何もない) *Lay Down Sally / Eric Clapton (1977) の歌詞の一行目。
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