Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年06月06日(火)  Blue

五反田TOCビルでK叔母と会う。母の経営するブティックの仕入れで昨日から東京に来ているのだ。私もコシノ・ジュンコを6点(タンクトップ×2、スカート×2、カーディガン、ドレス)もらった。CROSS ROAD時代の一ヶ月の稼ぎより遥かに多い金額だw
K叔母から、お誕生日に花しか送っていなかったからと言って、茶の革のバッグとポーチももらった。Yから預かってきたというお小遣いも。(これも誕生日祝いだとか)

メーカーのラウンジでコーヒーをいただいてたら、サービスでマニキュアをしてくれるというので、K叔母と二人でお願いする。K叔母はシルバーの無地。私はベビーブルーに薄くラメをのせ、左の薬指だけに、胸のタトゥーと同じ青い蝶を描いてもらう。蝶の胴の部分はロンドンブルーのラインストーンをひとつのせる。横でやはりマニキュアさせていたご婦人がずーーーっとこっちばかり見ていると思ったらとうとう話しかけてきた。「ブルーがとっても似合いますねえ・・・」って。「もうさっきからそっちばかり見ちゃって。私もブルーにすれば良かった」
ネイル・アーティスト達も、今日一日やっていてブルーを選んだ方は初めてです、と楽しそうに言う。
今日の服はブルーのニット。ピアスもブルー系のビーズ。指輪とブレスレットはシルバー。パンツとミュールは黒。香水は久しぶりにエタニティ。今日の服の色彩にはどうしてもエタニティだったんだ。そしてそこに、ベビーブルーの爪は合うと思った。

19時から授業の大学生たちは五反田の隣駅の目黒に住んでいるので、連絡して彼女達の家で授業する。迎えに来た真理恵ちゃんに「ほら、タトゥーと同じ蝶」と見せたら、「タトゥー入ってるんですか?」と驚かれた。最近は胸元の隠れた服も多いので、わりと知らないひともいたりする。勿論スクールの仕事の際には隠している。
かと思えば先日母にバレた。会いに行く時、ブラウスから微妙に見えそうなのでどうしようと思ったが、もういいやと着替えずに行ったら案の定バレた。母は「親からもらった体に・・・」と涙目になりそうだったが、まあまあ!って感じでいきなり話題を変えてそれっきりにした。
隠し通すのも面倒だったので、まあ言いたかったんだと思う。母も、最近の私には満足しているせいか、それ以上何も言わなかった。

刺青というのは元々囚人用かと思っていたら、最初の起源は(たいていどこの国でも)体の装飾なんだそうだ。結局は何のポリシーでもなく、ただただ体を彩るという原始的な発想なわけだ。ものごとは大体そんなものだ。

ただ、漁民が漁に出て死んだ時の識別用に彫られていたという歴史もある。既婚女性の印として彫る部族もあるらしい。何かを「見分ける」という意味では、囚人に彫るのと変わりない。
以前、サイトに顔写真を出していなかった頃は、蝶のタトゥーの画像だけを出して、「ロックバーでこれを見たら私だと思ってください」と書いていた。その方がロマンティックではあるな。実際それで声をかけられたこともある。

ちなみにいれずみを「刺青」と書くのは、私の愛する谷崎潤一郎の小説が出て以来定着したらしい。
全く関連はないが、テネシー・ウィリアムズの「薔薇のいれずみ」、レイ・ブラッドベリの「刺青の男」などの作品もやはりロマンティックで好きだ。

Blue  *RCサクセションのアルバム。(1981)



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