Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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mixiには日記の更新をあえて反映させていないが。今日書いた青森旅行の日記のURLを貼ってみた。そしたらまたたく間にコメントがたくさん来た。コメント機能があることなんて忘れていたのでびっくりするやら嬉しいやら。 その中に、しょうじさんからのコメントがあった。お会いしたことはないが、うちから1分くらいのところに住んでいるらしく、同じスーパーを使っているのがご縁で知り合った方だ。そのしょうじさんのコメントが、 「あー、太宰って、天沼在住だったんすよねー。碧雲荘、まだありますよねー」
・・・うそ。太宰って荻窪に住んでたの? しかも天沼はまさに私の住所。 すぐに検索で調べた。本当だ。うちからすぐじゃん!!(○丁目まで一緒) 上にリンクしたページによると、この碧雲荘には7ヶ月住んでいたらしい。三鷹や吉祥寺との縁は知っているが、荻窪とは。まして天沼。
行ってみた。途中道がわからなくなり、地元民に何度か訊いたが。皆、「太宰治が住んでたぁ??」と聞いたこともありゃしませんな風情。・・・まあ、私だってそうだったんだけどさ。
ふと。道の右側に。別世界が出現した。 まるで文化財指定のようなたたずまいの古い木造建築。今は普通の民家らしい。 思い入れのせいなんだろうか。そこだけぽかっと空間が違う。濡れたようにしっとりと、静かに在る。 ・・・うわあ。 ただの人んちなんだから、あまりじろじろ見ていてはまずい。でもじいっと眺めてしまう。ここにいたのか、太宰。うちからたった数分の場所なのに、知らずに二年も過ごしていたよ。
わざわざ津軽まで太宰を訪ねて行ってみたら、実はうちから数分のところにも彼の住んだ家があった。 幸福や真実をたずねて歩き回った結果、求めるものはすぐ近くにあったことに気づく。これは物語の世界ではよくある話。メーテルリンクの「青い鳥」、もしくは昔話の「鼠の嫁入り」w
でも。探し求めたからこそわかるということもあるのよ。 そして、探し求める旅は楽しい。津軽には、いずれまた行くわ。
Bluebird (青い鳥) *Leon Russell の曲。(1975)
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