Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年05月09日(火)  Placet is a Crazy Place

昼にkenjiくんから来たメールを読んだら、奇妙な夢の話が書いてあった。「この街がおかしいのか、それともわたしがウサギの国に紛れ込んでしまったのか」というのがキーワードだという。その言葉を読んだ途端、ただ思いつくままに返信を打ったら、こんな文章になった。
「ソレはアレね、Rabbit Tail Syndromeといって、イリノイの人がよくかかるのよね。
出典はやはりアリスらしいんだけど、今のところ医学では解明できない部分もあり。
(ソレだとRabbit Taleだろうとういう反論もあり)
一般的には、チャールズ・フォートの書いたWild Talentsに出てくる『アンブローズ・コレクター』が原因ではないかと言われていてるみたい。」

我ながら、何だこのうわ言は?と思う。その瞬間、「書ける!」と思った。詩が書ける。
数日前からぼんやりとかたちになりかけていた詩があった。いやかたちというには程遠いが、いわばフォーマットが決まったとでもいうか。雰囲気の輪郭のようなものが出来てきているので、正しいタイミングをとらえたら、自動筆記のごとく書けるはずだと思っていたのだ。それがどうやら、kenjiくんのメールの文章でスイッチが入ったらしい。
で、それから2時間かけて一気に書き上げた。
もうこれが私のこの3年間で一番の会心作だ。何度読んでも「・・・いい詩だなあ」と思うw だって、ここにはきっちり、私の困惑、私の無能、失望と希望、愛といたわりが、気負わずにそのまま書いてあるからだ。
私の詩は私をあらわす為にある。これはいい出来だ。満足。

蛇足の解説。アンブローズ・コレクターとは、チャールズ・フォートが書いた冗談で、私はフレドリック・ブラウンの'Compliments Of A Fiend'でそのことを読んだ。
Loopとはシカゴの中心街のこと。エド・ハンター(ブラウンの《Compliments Of A Fiendを含む》一連のシリーズの主人公)が住んでいる。
タイトルの"Placet"は、ブラウンの有名な短編に出てくる、全てがおかしな惑星の名前。

Placet is a Crazy Place (プラセットはおかしなところ)  *フレドリック・ブラウンの著書(邦題=「気違い星プラセット」) (1954)



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