Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2006年04月02日(日)  Can you really take it all the way down?

昨夜もやはり10時間以上寝た。40時間近く起きていた後とはいえ10時間以上も。土曜ごとの寝溜めが習慣化しつつあるのか。

今日も昨日と同じくずっと英語の読書と翻訳、そして遅れている日記の更新に努める。うちから一歩も出ず、また殆どまともに食べない。この4日間で体重が1.4Kg減っている。

昨日Reader's Digestを一冊読みきったが。中にひどい実話があった。タイトルページには、カリフォルニアの草原で女性が襲われた話とだけ書いてある。てっきり通り魔の話かと思ったら。
ハイキング中の彼女が遭遇したのはクーガー(cougar=ピューマ)だった。顔にがっしりと噛みつかれ、引きずられ、振り回され、悲鳴を聞いてかけつけた男性二人が必死で攻撃してもまだしばらくは噛みつかれたままで、ようやく引き離した時は、右目を含む顔の右半分はもぎ取られ、体中噛み痕だらけで大量出血していた。
カリフォルニアでは毎年平均一人がクーガーに襲われるという。アメリカというのはこういうことが起こる国なのだ。
この女性は普段から非常に頑固な性格で、また体も鍛えていたそうだ。襲撃にあった時もかなり激しく抵抗して戦い、ようやく獣から逃れた直後に「歩けるか?」と訊かれて「Let's Go!」と答えたらしい。おまけにこの女性は、襲撃前と襲撃後(さすがに整形手術をさんざん繰り返した後ではあるが)の写真も載せている。記事はこの女性の勇気を称えているが、多くの日本人はこの女性の態度にひるむだろう。(ちなみに彼女を助けたうちの一人は彼女の恋人だったが、襲撃の3ヵ月後に別れている。彼の写真も掲載)
この事件そのもの、そして被害者の態度、そしてそれを写真入りで詳細に掲載する雑誌、全てが一般的な日本人にしてみれば別世界だと思う。
アメリカにしてこれである。広い世界では何が起こっているか知れたものではない。どんな異質な感覚が存在することか。
それを理解する助けになるのが言語だ。そして英語は世界で最も広く通用する言語なのだ。

夕べ、フィンランドからメールが来た。2月にCROSS ROADに来たお客からだ。
こんなことがあるのも、英語が出来るおかげだしね。

Can you really take it all the way down? (この感覚をすっかり受け入れられる?)  *Can You Take It / John Cougar Mellencamp (1982) の歌詞。



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