Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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2006年02月23日(木) |
Sayin' we all should be shining |
ケンタくんご来店。19歳。初来店なのに、わけあって山のような食べ物の差し入れ。 '80年代以降はあまり聴かないというケンタくん。ちょっと好みを探った後で、ある音源を聴かせてみた。すると「こういうの好きです」と言う。 「好きでしょう? で、これいつ頃の音だと思う?」 「'70年代ですか?」 「・・・このバンド、'90年デビューよ。そしてこれは2005年の演奏」 昨年4月のニューオーリンズ・ジャズ&ヘリテージ・フェスティヴァルに出た時の、ブラック・クロウズの演奏だ。 驚いてメモをとるケンタくん。狙い通りの反応にほくそえむ私。
「〜は聴かない」というお客様が来ると、私は大抵こんな風に黙って何かの音源をかける。彼らのかたくなな気持ちをとかす筈の何かを。 「ビートルズはオーディエンスに媚びているから嫌い」というメタル好きのお客に、黙って「Helter Skelter」を聴かせたり。また別の時は、「フーやキンクスなどのUKロックは嫌い。シンプルで泥臭いアメリカン・ロックが好き」という方に、黙ってキンクスの「Strangers」を。いずれも、「これ誰ですか? かっこいいですね!」という反応だった。
別に、ひとの好みを変えてやろうとは思わない。皆好きなものを聴けばいい。 でも、アタマから何かの条件をつけないほうがいい。音楽には素晴らしいものがたくさんあって、みんな「カテゴリー」なんかに入れてしまうことの出来ない個性をきらめかせている。 「一人暮らしでレッチリ好きで、体脂肪ひとケタのバンドマン」以外にも愛せるひとはいるかもしれない。うん、わかってはいるのよ、一応は。一応ね。
ジェフ・ベックは聴かないの?と訊いたら、'80年代のPVを見て嫌いになったとのこと。「ボーカルいた?」と訊いたらそうだと言う。・・・ああやっぱジミー・ホールがやっちゃったか。 ベック、ボガート&アピスを聴かせたら一発ではまった。(翌日CDを買ったらしいw) (3/6up)
Sayin' we all should be shining (みんなきらめくだろう) *Cosmic Friend / Black Crowes (2001) の歌詞。
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