Rocking, Reading, Screaming Bunny
Rocking, Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


全日記のindex  前の日記へ次の日記へ  

*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


この日記のアクセス数
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)


2005年11月05日(土)  Do you have an opinion? A mind of your own?

ネット検索で赤痢のmp3を見つけた。しかもライヴ。赤痢はレコードしか持っていないので、プレーヤーのない今は聴けないのだ。相当久しぶりで聴いた。
・・・うっわ、ヘッタクソだな。なんて汚い音だ。そして知性のかけらもない歌詞。
しかし。当時も今もはっきりと、「かっこいい」と思う。わめいているだけのようなボーカルの、このダルさ加減はわざとは出せないし、暗い終末観すら感じる。メチャクチャな歌詞も、妙なインパクトを持つ「音」になっている。
赤痢は特にベースがいいんだよなあ、と思いつつ、ベースを出してコピーしてみる。一瞬でコピー完了w

20歳の時つきあっていた彼氏(g)は、頭でっかちで理屈っぽい奴だった。オールド・ロックやハード・ロックの大御所ばかり聴いていた彼は、私が赤痢を聴いていたら、「こんなの、ちゃんとした音楽をやっている人たちは相手にしないと思うよ」と言いやがった。何て小さい男だろうと呆れた。他人が承認を与えたものしか、安心して受け入れられないのだ。自分の感性で判断出来ない小心者。

その彼を家からたたき出し、元ダンナ(b)と暮らし始めた。一度、渋谷のラママに一緒に赤痢のライヴを観に行った。リップ・クリームの前座だった。客が私以外ほぼ全員男で、歓声も拍手も一切なく、客と演奏者が睨み合いをしているような異様なライヴだった。まあ要するに当時のハードコア・パンク系は全部そうだったわけだ。

去年知ったのだが、その同じライヴをヨシトも観ていたというオチがつくw

Do you have an opinion? A mind of your own? (自分の考えってないの?)  * Special / Garbage (1998) の歌詞。


前の日記へ次の日記へ