Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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出勤前に、一昨日まっちゃん(g)にもらったビートルズのThe Esher Demosを聴く。White Albumの為に行われた、'68年5月のジョージ・ハリスンの自宅でのリハ。いきなりCry Baby Cryから来られたので、うっかり涙ぐむ。よく出来た曲というのは、あらゆる蹂躙や変形に耐えるし、ましてNakedにされたひにはその貴重な素顔に感動・・・なんてことはどうでもいい。 Let It Be...NakedやAcetatesといった音源が素晴らしいのは、要するにそれがビートルズだからだ。どんなに録音がちゃちかろうが、肩の力を抜いてラクにやっていようが、この「完成度」の高さ。ジョン・レノンの声がけしてブレない。恐ろしいことにどうやら彼には、「雑に演奏する」ことが不可能らしい。
出勤して、がらりと変えてガール・ブラザーズを聴く。ウェンディ&リサの別名ユニットで、たった一枚出ているアルバム(タイトルも「Girl Bros.」)は、スマッシング・パンプキンズのツアー参加中に亡くなったウェンディの兄に捧げられている。追悼アルバムのせいか、本来ファンク・ロックの筈が、これだけネオ・アコ風に仕上がっていて実にいい。一週間前に店でかけてみたら、すとんとはまった。麻と木綿のリズム。世界に君臨する少女の、マーブルとエナメルで出来た旋律。何て素直にきれいなんだろう。これは、男には決してつくれない。これを歌えるというだけで、自分が女で良かったと思う。 'Reaching One'という曲が特にいい。ギターとキーボードである彼女たちは、他のパートの殆どを自分たちで演奏または打込みしているのだが、何故かこの曲のベースとドラムが快感なのだ。ボーカルは既にコピーした。今夜も聴きながら何となくドラムをコピーする。バスドラのスライドを真似してみたりする。 これ、本当に叩きたいなあ、と思っていたら。明け方近くにプロのドラマーであるこーいちくんが来店。とんとん拍子に話が進み、来月からドラムをおしえてもらうことになった。その場で'Reaching One'を聴かせて、「これを叩けるようにして」とお願いする。明日、音源を焼いて渡すことになった。このタイミングとテンポの良さ。
朝、仕事帰りにこーいちくんから「今後ともよろしく」とメール。見ているだけでやる気がわいてきて嬉しい。 (11/2up)
I Will (やるわ) *Girl Bros. の曲。(1998)
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