Rocking, Reading, Screaming Bunny
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Far more shocking than anything I ever knew. How about you?


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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)

*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
 9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。


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2005年07月12日(火)  Then it fills me up. It turns me on. Take me to the place I lose myself

二人でVampで飲んだ帰りに、荻窪のスタジオを朝10時から予約(今日はRonnyのストラトの音出しの為)。一旦帰宅する。時間はたっぷりあった筈が、またもRonnyと寝てしまい、その後うっかり眠ってしまって、気づいたら10時過ぎ。結局時間を2時間から3時間に延長してもらう。(実際スタジオを使えたのは1時間半)

最近、リハを含め、うちから二人で出かける前につい「しちゃって」、おかげで遅刻ってことが多い。こう書くと大顰蹙な感じだけど。
私にとって彼と寝ることは、かなり優先順位が高い。彼にとってもそうだと思う。
私の人生で、「男と寝ること」自体の優先度は低い。あけすけな話で恐縮だが、私はかなり高感度なわりには性欲が薄い。たまに行為が面倒ですらある。
でも、「愛している男と寝る」のは別だ。Ronnyが私を抱きたがっている、そのことに私は反応する。彼が私を欲しいなら、私は火がついたようになる。
実は「愛している」イコール「体が反応する」ではない。それはやっぱり全く別で、「愛している」イコール「寝ると幸せ」ではあっても、だから「感じる」とは限らない。(全く感じなくても、愛している男とだけ寝たいけど)
で、Ronnyの場合は。
ずっと前にこの日記に、今まで生きてきて彼が一番好きだと書いた。そして奇跡的なことに、体の反応もそうなんだよね。

だけど。私はやっぱりまだ、Ronnyとは別れる前提にたっている。私の出勤時に彼も帰る為に一緒に電車に乗るが、色々あって、彼に他の女をつくれと勧めるような発言をしてしまう。「どういう意味かわかってんの?」と言われ、わかってるわよ、と思うが、やっぱりわかってないのかもしれない。

夜、前に一度来た40代男性が来店。口説かれているようでもあるが。ロックは何が好きかとしつこく訊かれ、何だかちゃんと答えるのがイヤではぐらかしていたら、会話がとげとげしい雰囲気になってしまったが。
ストーンズに関しては、あっさり好きと言うには複雑な感情を持っているんです」と言った途端に、彼の顔が輝いた。それどころかいきなりカウンター越しに手を握られた。何だ、単なるストーンズ・マニアだったらしいw
「ストーンズはラジオでしか聴きたくない。CDなんか買いたくない」と言ったのはK叔母。このセリフはまさに私自身のストーンズに対する態度を示している。
本当にロックな人間はギターの練習をしない。じゃ弾けるようにならないだろうが。現にシド・ヴィシャスはベースが弾けなかった。本当にロックなブライアン・ジョーンズはオリジナルをつくるのを嫌った。マネージャーはそれを良しとせず、やはりロックなキース・リチャーズを部屋に缶詰にして、嫌がる彼に無理やり曲をつくらせた。全ては偶然の外部要因のおかげだ。
説明不足かもしれないが、私のストーンズに対する感情はこんな風。で、そのストーンズ・マニアにはそれが充分伝わったらしい。一気に機嫌が良くなったようで、その後えんえん数時間にわたってストーンズのリクエストを受ける。
彼のリクエストでかけたStripped、最初の曲が昨日私が手こずってたStreet Fighting Man―――このヴァージョンを聴いた瞬間に「何だ」と思った。Ronnyが昨日弾いてたのってこれじゃんか。疑問が氷解。これで歌えるわ。良かった。

Then it fills me up. It turns me on. Take me to the place I lose myself (私を充たし、感じさせて、我を忘れさせる)  * BLACK AND BLUE / Ronny & Bunny (2005) の歌詞。


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