Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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常連の一人が遅くに来店。他に客がいないので、一人で私を相手に話し込む。肩肘を張って生きているひとで、嫌われる性格であることを自覚しながら、「本来は好かれる筈だ」という思いも捨てられない。 非常に弱く、だが自分では強いと思っている。ひとは結局愛される為には先に愛するしかないが、それが出来ずに足掻いている。 そうやってじたばたしている人間は嫌いじゃない。私も同じことをしてきたから。 だけど人は皆忙しいので、私も結局は彼を捨てて帰る。
雨の中、明け方の誰もいない道を通って帰る。通りをはさむ家々の前の鉢植が気に障る。プラスチックの鉢に安っぽくて趣味の悪い花。レイアウトも何もなくごたごたと置かれている。ゴミを積んであるのと変わりない。 私は花が好きで、大泉学園の3DKにいた頃は、各部屋に花を飾っていた。小手毬、トルコキキヨウ、カサブランカ、カラー、オンシジウム、スカビオサ。でも民家の前に見かけるのはベゴニア、ペチュニア、パンジー、プリムラ――明らかに安さと丈夫さで選ばれた品のない花たち。 紫陽花も嫌いだ。ぼてぼてとして繊細さに欠け、大抵は色変わり中だから、薄褪せて汚い青紫やピンク。小さい花がびっしりと集まっているさまは、タガメの卵塊でも見ているようでぞっとする。 そんな6月の景色の中を歩いて帰る。
うちについて、玄関をくぐってほっとする。そして思う。私は要するに、「ただいま」と言いたいだけなのかもしれない。 私が欲しいのはそれなのかも。今、帰ってきたわ。あなたの為に帰ってきたわ。
繭(まゆ)。お嬢ちゃん。あの子が生きていてくれたら、それだけで私のこの3年間は変っていたんだろうか。
ただいま *矢野顕子 の曲。 (1981)
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