Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
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今日は新宿でセッションの日。の、筈が。 終わってみたら泥酔の日だった。過ぎてしまった今となってはその印象しかない。
IRJのセッション大会。うちの出番は21時頃と22時頃と勝手に決めておいたので、20時半到着を目指してCrawdaddy Clubに向かう。途中、GODZの前を通過。の筈だったが、何しろこのところ仕事してるせいでずっと来ていない。思い直して引き返し、入店。これが「泥酔」への序章となった。 飛び込んでKENKENに、「ジン・ロック一杯と、何か私の好きなのを1曲」とオーダー。かかったのはレッチリの Around The World。さすがKENKEN。お隣にいた男の子に、これからライヴするんだと言ったら、後で本当に見に来てくれた。 とにかくジンをほぼ一気し、しかも踊り、その後早足でCrawdaddy Clubへかけつけたのだ。今書いていると、以前にも非常に似たシチュエーションがあったのを思い出す。去年の5月31日だ。生まれて初めて酔って記憶をなくした。 あんな辛い思いをしたのにまた同じことをするなんて。学習能力の欠如および、絶対に二日酔いをしない体質のせいなのか。
今日のセッションはぶっつけだ。私が2週間前に曲を決め、他の3人にCDやmp3で曲を渡しただけで、リハは一切なし。OC(drs)には不慣れな最新のロック、HT(b)なんて生まれて初めて聴く曲ばかりだが、そこは二人ともさすがベテラン(&真面目な性格)、ちゃんとこなしてくれる。
21時過ぎにまずはザ・キルズを2曲やる。Rくん、まるちゃん、RUBENさんが来てくれていた。まるちゃんとは2週間前に一緒にキルズのライヴを見たばかりなので、今回このセッションを見てもらえるのは非常に嬉しい。 臆面もなく言ってしまうが、今回のキルズ、特に1曲目の"Pull a U"は自信があった。要するに私に合っているのだ。声がよく伸びるし、雰囲気もはまる。面白いもので、聴くよりもやった方が好きになる曲というのがあって、これはまさにそうだった。 気持ち良くかつ自信満々で2曲歌う。席に戻ってまるちゃんに「どうだった?」と訊いたら、即座に「完璧」という答えが返ってきたので満足。(そう言え!という迫力に押されたのかもしれないけどw)
ひかるちゃん登場。恵美ちゃんも友だちと来てくれた。「遅いよ。もう見どころは終わったよ」と言う。 ひかるちゃんに「遅刻した罰」といって赤ワインをたかる。・・・遅刻したらおごんなきゃいけないんだったら、私なんかとっくに破産だわねw
ところで。どうでもいいことをひとつ。ACに久しぶりに会った。顔を見て嬉しかったので抱きついた。(私にはよくあることだ) そしたらACも嬉しそうに私を抱き上げた。(これも珍しくない) そしたら、すごく嬉しかったんだ。・・・何だそれ。 で、この後何日たっても、この日の一番幸福な瞬間としてこのことが思い出される。 この文章、本人が読む可能性を承知で書いている。書きながらどういうことかわからず、何とも無責任に書いている。
22時過ぎ、今度はホールを3曲やる。さっきはキルズのVVのつもりだったので、目つき鋭く直線的イメージで歌ったが、今度はコートニー姐さんになるのでにこにこ笑顔だ。そう、コートニーは実は可愛い女なのである。可愛いから、元彼氏の彼女を殴って訴えられたりするw 愛溢れるコートニーのとろんとした目つきを真似るつもりであったが。何の努力もいらなかった。何故ならすでに酔払っていたのだ。しかしこの時は気づいていなかった。気づいたのは声が出しづらいこと。力が入らないというか、感覚に膜が一枚被さっている感じ。しかし気分は良いのだ。いわゆるほろ酔いだったわけだ。 後からの恵美ちゃんの証言によると。彼女がいた数十分の間だけでも、私はジン・ロック2杯と赤ワインのピッチャー1本半を空けたんだそうだ。しかも熱唱している。これが効くんだ。Violetなんか絶叫すると、全力疾走と変わらないからな。 おまけにまる一日何も食べてなかった。更に私、月に一度の「飲み過ぎ食べ過ぎすると絶対に吐く」期間中だったんだ。 ・・・ああ、書いてると本当に馬鹿みたい・・・・・わかりきってることをどうしてやるのか・・・・・。
数日後にこの日の画像を見たのだが。AKIHI(g)がドラムを叩いている画像を見て、「あれ、AKIHIドラムやったんだ。じゃ私が帰った後ね」などと思い、次の画像を見たら自分がそのドラムの前で歌っていたので驚いた。・・・き、記憶にない・・・・・。
AKIHIに話があるといって店の外に連れ出される。聞けばXeroXをやめたいと言う。 むかっと腹が立った。もちろん脱退についてではない。そんなことに怒ったってしょうがない。彼の口のきき方に怒ったのだ。この日彼は最初からずっと私に対して失礼だった。それは私に対する甘えだ。私は彼の彼女でも母親でもない。 「あのねえ! 私はあんたと寝る気はないのよ!!」と言う。言いながら、脈絡がないなと思ったら、AKIHIが「わかってるよ!!」と即答。・・・あ、通じてるわw そもそもバンドを辞めるっていうんだったら、普通は「申し訳ないけど」でしょうが!!!、と怒ろうとした途端にくらっと来た。「気持ち悪い」と言って動けなくなる。
私はねえ、人前で吐くのなんて大っ嫌いなのよ。なのにもう一切コントロールがきかなかった。ああ、全く去年の5月と一緒だ。 あの時は家まで送ってくれる人がいた。(これ読んでますか? あの時は有難う。感謝してます) 今回はRくんにタクシーを止めてもらうだけにしたが、送ってなんかもらわなくて良かった。
タクシーを降りるのにも超人的努力を要した。家によろけこんで、ブーツとジャケットだけ脱いで、あとは全部着たままでバスルームに倒れこむ。寒くて死にそうなので、シャワーをひねって熱いお湯を頭からかぶる。服がびしょ濡れになるのもかまわずに。
吐気がおさまらない。苦しくて涙が出る。吐きたいのに、吐くものが何もなくて、体がぎりぎりとねじれるくらい辛い。 神様、二度とお酒は飲みませんから。お願い、もう勘弁してください。
気分的には3時間くらいそうして床にへたっていた。おそらくはもっとずっと短い時間だったんだろう。気づいたら口にお湯が入り込んでいた。やばい、このままだと溺れるわ。
時間をかけて、ずるずると服を全部脱ぐ。一瞬しか動く気力はない。力をふりしぼってバスタオルをひっつかみ、そのままベッドに走りこむ。バスタオルを頭の下にしいて、あとは全部濡れたままで布団にくるまる。 気絶。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7時に目が覚めた。 後で見たら、玄関のドアの鍵があいていた。私、一晩中鍵もかけずに真っ裸で寝てたわけね。 ・・・・・ああ、日本が平和な国で良かった。
get dead (泥酔)
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