Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
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*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
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2003年07月12日(土) |
A minor case of myopia |
7月上旬に読んだ本。 クリスマス・イヴ / 岡嶋二人、屈辱ポンチ / 町田康、嘘をもうひとつだけ / 東野圭吾、カルト王 / 唐沢俊一、ボク宝 / みうらじゅん。 最近こういう軽い和モノばっかり読んでるなあ。以前は和モノは殆ど読まなかったのに。生活態度が浮ついてるせいで、虚構度の高い翻訳モノに入り込むのが難しいんだ。 本をあまり読まない人間はノンフィクションを読むのが高度な読書と思いがちだが、ノンフィクションはレベルさえ合えば誰にでも読める。だがフィクションを読むのには能力と体力がいる。つまりは読む訓練が出来ているかどうかで、一定の読書量のない人間に、登場人物が全て文房具と齧歯類である筒井康隆の 「虚構船団」 が読めるか、ということだ。
今読んでいるのは橋本治で、その中で目からウロコのセリフがひとつ。 「彼があなたにたいしてねちっこかったら、彼は、あなたの中にロマンチックなものを見ているのです」(そしてコレは)「愛しているということとはおのずから別です」 あ、なーるほど。だからあのヒトは私にたいしていつもああもねちっこいのね? しかし面倒なことに、「ロマンチックなものを見られる」ことも、ある意味快感だったりはする。
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