Rocking,
Reading, Screaming Bunny
Far more shocking than anything I ever knew. How about you?
全日記のindex 前の日記へ |次の日記へ
*名前のイニシャル2文字=♂、1文字=♀。
*(vo)=ボーカル、(g)=ギター、(b)=ベース、(drs)=ドラム、(key)=キーボード。
*この日記は嘘は書きませんが、書けないことは山ほどあります。
*文中の英文和訳=全てScreaming Bunny訳。(日記タイトルは日記内容に合わせて訳しています)
*皆さま、ワタクシはScreaming Bunnyを廃業します。
9年続いたサイトの母体は消しました。この日記はサーバーと永久契約しているので残しますが、読むに足らない内容はいくらか削除しました。
この日記のアクセス数:
*1日の最高=2,411件('08,10,20)
*1時間の最高=383件('08,10,20)
2002年12月04日(水) |
Angel / Aerosmith |
Went to a town called Angel. What a pleasant word to pronounce! Angel. What if I'm from here. I am from Angel. Beautiful.
In an antique shop, fell in love with a box made in 1920 and bought it. Pay 80 pounds for a tiny rusty box?! No way! But I did.
朝の7時からマリー吸う。
Angelという、アンティークで知られる街に初めて行く。何て耳に快い単語だろ。これは決してエンジェルとは発音しない。あえてカタカナにすればエインジョ。 こんな街に生まれてたらどうだろう。I am from Angel. うっとり。
アンティークのマーケットを見て、ピアスを買う。
雨の冷たさに耐えかねて、カフェでイングリッシュ・ブレックファストを食べる。本当に寒いと、熱いコーヒーやお茶だけではどうにもならない。食べないと。店内ではディラン、クラプトン、ロッド・スチュワートなどの60〜70年代の曲ばかり流している。
アンティーク・ショップで、店に入るなり奥に置いてあった銅製の箱が気に入る。1920年、ドイツ製、90ポンド。80ポンドにならないかと聞いたらなると言う。こんな薄汚れて傷のついた箱に16,000円? 馬鹿な、と思ったが。 気づいたら購入し、雨に濡れないようにしっかり胸に抱きしめて歩いていた。
ヨークというパブに入る。この綺麗な名前の街を去りがたくて、ゆっくり時間をかけてビターを飲み、煙草を吸う。 ガラス越しに、濡れそぼる街をただぼうっと眺める。私の好きな色が溶け合っている。ストーム・ブルー(嵐の蒼)、ミスト・グリーン(霧の緑)、マウス・ダン(鼠の茶)、それからアッシュ(灰)。
チューブでスローン・スクエアへ行き、キングス・ロードを歩く。ピストルズのマネージャーがやっていたSexという店がこの通りの向こうにあるはずなのだが、行けども行けども見当たらない。大体本当に今でもあるのかな。ガイドブックはあると言うのだが、その同じ本の中にビル・ワイマンをストーンズのギタリストと書いてあるし・・・ 店名が店名なんで、人にも聞けやしない。
チューブでコベント・ガーデンへ行き、ナイン・ウェストのチョコレート・ブラウンのリュックを買う。
一旦ホテルに戻ってから、ピカデリー・サーカスへ。 "Ain't Nothing But Blues"というライブハウスへ行く。単に名前が気に入ったから。 19時半に店に入ったが、聞くとライブは21時半からだという。"Time Out"の情報ではもう始まっているはず。またか。 とにかくカウンターに座ってビターを頼み、煙草吸いながらゆっくり飲む。一杯飲んだら帰ろうと思っていたら、カウンターの中の店員が話しかけてきた。ブルース好き?と聞くので適当にまあねと答える。そうか、俺も大好き。ところでイングウェイ・マルムスティーンて知ってる? はあ?と思ったが、知ってるよと答えると、俺イングウェイが一番好きなんだよね、と財布の中から写真を取り出して見せる。まあ写真なんか持って可愛らしいこと。って、どこがブルースだ。おい。 ジンのカクテルは何が出来るか聞くと、ジン・トニックしか知らないという。これだ。ロンドン中どこへ行ってもジンと言えばジン・トニック。ジン・フィズすら知らないと言う。やけくそになってギムレット作れと言うと、じゃあ作り方をおしえてくれと言う。はいはい。やれやれ。 目の前に出てきたものを飲む。甘い。しかしジンは豪勢に入っている。俺のおごりだと言うので、それならばとありがたく飲む。 東京に帰る前にもう一度会いたいと言うから、またはいはい言っとく。まるっきり好みではないが、素直そうで好感の持てるタイプの男の子。店の外まで名残惜しそうに送ってくれた。
ネットカフェ行くが、なんかもうへろへろ。
前の日記へ |次の日記へ
|