エイチの日記

2004年10月03日(日) 何かあってからじゃ遅いの。

昨日の日記を書いた後、シンさんからの着信。
「かなり突然で、もう遅いんだけど、これから飲まない?」
当時22時半。返事は肯定。
車を飛ばしてバイト先の駐車場に止めて、シンさんを待つ。
白いJEEPに乗って到着したシンさんは、仕事がえりらしく、
おしゃれなスーツ。
・・・・・ああ、アタシも大人っぽいカッコして来れば良かった。

おしゃれな日本料理店でお酒を飲んで、
すぐに酔うあたしはいきなり震えだして。
そしてやっぱりシンさんはお酒が強くて。

食事後、アタシは運転ができないので、
シンさんの家に一時非難。
「片付けるからちょっとまってて」
そう言われて彼が着ていた背広を羽織らせてくれた。
マンションの廊下からの夜景はとてもきれいで、
冷たすぎる風はあたしの酔いをさましてくれて。

家に入ってからはとめどない会話。
アタシは、「もう今日は帰れないから」
と、コンタクトをはずす。
アタシは筋金入りの近眼。
コンタクトを外すと30センチ向こうのシンさんの顔もおぼろげ。
そんな行動をみてシンさんはいちいち大笑い。

2時半になって、
「ベット使っていいよ」といわれて言われるがままベットの中へ。
ダブルベッド。アタシには大きすぎる。
「アタシには大きすぎるよ」
そういうと、シンさんは隣に入ってきた。

タバコと、お酒と、香水の匂いが混じった大人の男の人の匂い。
はじめは離れていたのに、突然抱きしめてくれた。
抱きしめられるのは嫌じゃないから拒みはしない。
隣に体温を感じる。
なにかペットでも扱うかのような態度。
「こんな妹がいたらな」って言葉にムカツイた。

それから上に乗っかってきてキス。
こんなこといっちゃ何だけど、上手い。
はじめは「チュッ」っていうの期待してたんだけど、
相手は大人でした(爆)
唇が下に下りてきて、
今日いきなりは無理。と思ったあたしは適当に拒んだ。
そしたら、向こうも止めてくれた。

暫くは寝てるふり。
寝返りを打ったふり。
だって寝れないんだもん。
軽く声を漏らす。
彼は、「どうした?」と聞いてきて頭をなでる。
アタシが寝ているのを確認して、彼はまたキスをする。
唇から体温を感じる。

そのままあまりにも寝れなくて、ちょっと早めに起きた。
シンさんは熟睡の様子。
ベットの隣のソファに横たわって、彼の寝顔を眺める。
あまりにもかわいい寝顔を写メ。
この前ストラップをくれたかわりに、
アタシの携帯についているストラップを、
彼が起きないように気をつけながら彼の携帯につける。

暫くして、彼が起きてきた。
夜とはまったく違うまじめさで、
日曜の今日も仕事に出かけるという。
邪魔にならないように、早めに帰る事にした。
彼は玄関まで送ってくれた。
何も、特別な会話はないまま。

この状況を分析しながら、これからどうなるんだろうと思う。
何もなかった様に過ごすのも、何か起こせるのも可能性はある。
自分次第だし、彼次第。
はっきりさせたい。

さっき彼からの着信。
彼はストラップをずっとつけてくれるという。


 < 過去  INDEX  未来 >


エイチ

My追加